こんにちは!
優しいブログのユタカです。
今回はこちらのお悩みに答えていきます!
本編の裏で何かと話に絡んでくる『ブレア家』について詳しく知りたいです。
ブレア家は長く続く家系のようですが、いったいどんな存在だったのでしょうか?
今現在も生きているブレア家の人間は誰がいるのでしょうか?
過去から現在で、何がどうなってやばたにえんや滅やばたにえんのストーリーに繋がったのか、ぜひ解説を聞かせて下さい!
本記事の紹介内容
『やばたにえん』ブレア家について解説します
■本編で見つかる「家系図」から、ブレア家の過去~現在を解説・考察します
■ブレア家が『やばたにえん』にどう関わっているのかを解説・考察します
■2020年8月27日に追加された新エンディングも明かします
本記事の信ぴょう性
■『やばたにえん』『滅・やばたにえん』の全エンディングを確認しました
■公式Twitterの追加解説などをくまなく目を通しています
■本記事は『やばたにえん』『滅・やばたにえん』の攻略記事ではありません
■物語のネタバレが多く含まれます
■未プレイ・未クリアの方はご注意ください
『やばたにえん』について
『やばたにえん』『滅やばたにえん』
『やばたにえん』『滅やばたにえん』ストーリーに関する解説
新作『やばたにえん酸』
新作『やばたにえん酸』の情報まとめ
ブレア家の真実
ブレア家とはどのような一族だったのでしょうか。
それは、このツイートから確認できます。
「やばたにえん」で、当初よりストーリーが曖昧なので捕捉する何かが欲しい、といったコメントを複数頂いておりました。
その解決にあたって、本編にストーリーを組み込むというよりは、キャラクターや物事の背景を解説する情報を、何かしらの形で、間接的に提供できれば、と考えています。 pic.twitter.com/pLO7OUVJdU— Yotalien Games (@fern_yota) April 17, 2020
ブレア家とは
ツイートを確認してみると、
ブレア家は、中世から続く細工師の名家であったことが分かります。
細工師…分かるようで分かり辛い存在です。
■細工師とは?
木工・彫金などの細工をする人のこと。
・・・竹細工師、金属細工師など
簡単に言えば、モノづくりに長けた一族ということになります。
『滅・やばたにえん』の”あるエンディング”の中で、
転送装置を作るブレア家の人間<リチャード>が描かれています。
ブレア一族の血統
『滅やばたにえん』の中で、”ある条件”をクリアすると手に入る《ブレアの血統》
これを手に入れると、
ブレア一族の血統を見ることできるのです。
まずは、二枚の画像をご覧ください。
上の画像を見ると、
[Theresa]と[Earl]の間に、子どもが3人産まれていることが確認できます。
[Dalia]と[Stewart]、そして名前のない顔が崩れた男性。
そして、もう一枚の画像をご覧ください。
[Dalia]と[Stewart]の間に子どもが4人産まれています。
もうお気づきですか?
そう、『近親婚』です。
ブレア一族は、きょうだい同士で結婚し、子どもを産んで、血統を繋いでいたのです。
それでは続きを見ていきます。
上の画像をご覧ください。
[Silvia]と[Toronto]、そしてまた名前のない顔の崩れた男性が二人。
世代を繋ぐごとにだんだんと増えていく、顔崩れを起こす子供。
これが、ブレア家で代々遺伝している病の症状で、原因は近親婚によるものと考えられます。
そして問題は次の画像。
[Silvia]と[Toronto]が結婚し、二人の子供が産まれています。
それが[Zelda]と[Donald]なのですが、[Donald]の顔が崩れています。
今までは正常な子どもが、二人以上は産まれていました。
今回はそもそも二人しか産まれず、しかも、そのうちの一人が病にかかっています。
それでも、子孫を途絶えさせないために結婚するしかなかったのでしょう。
さて、ここで一つのツイートをご紹介します。
公式で載っていた、[Zelda]の紹介です。
t.cohttps://t.co/GIcJpL8XCo— Yotalien Games (@fern_yota) May 18, 2020
「ブレア家の歴史で最も過酷な運命」
→病にかかった相手と結婚をしなければならなかった
ということを指しているのだと思われます。
そして、『夫である[Donald]を殺害し逃亡した』。
なぜ殺害までしてしまったのか、子供たちを残して逃亡したのか。
このあたりはまだ詳しい理由は語られていません。
そんな[Zelda]と[Donald]の間には、三人の子どもが産まれています。
[Sarah]、[Richard]、[Jack]。
この3人が今回の『滅やばたにえん』に絡んでくるブレア家の人間です。
ブレアの末裔
それでは、[Zelda]の子どもである、
[Sarah]、[Richard]、[Jack]について見ていきましょう。
t.cohttps://t.co/ImulpiMmKV— Yotalien Games (@fern_yota) May 18, 2020
Sarah BLAIR(サラ ブレア)
後述する<リチャード>との結婚が決まっていたとされる、ブレア家の一番新しい当主。
かなりの変わり者とされていたようです。
そのため、母親であるゼルダからも嫌われ、避けられていたようです。
『滅やばたにえん』のエンディングでは、このような場面が映されます。
左の女性が[サラ]、右側の紐で結ばれた女性が、妹である[ジャック]です。
画像からも分かる通り、サラはジャックを虐めていたようです。
闇の深さを感じる女性です。
そして、[サラ]に関しては、血統書に続きがあるのです。
何代にも亘って、[Sarah]の名前だけが残っているのです。
これは結婚を出来ず、後継ぎができなかったということ。
そして、父[ドナルド]の影響なのでしょうか。
[サラ]も顔も、だんだんと崩れていく様子が描かれています。
[リチャード]には、健康的な問題はなさそう。
[ジャック]は、元々「身体が非常に弱い」という設定はありますが、顔が崩れるような症状は出ていません。
[サラ]に「顔が崩れる病」が遺伝してしまった、と考えてもおかしくないですね。
大脳修復キット
『滅やばたにえん』では、プレイ中に《大脳修復キット》という、何やらヤバそうなアイテムが手に入ります。
プレイ中、この大脳をとある女の子に移植する作業があります。
移植することで、その女の子は、
サラに乗っ取られてしまう…というとんでも展開が起こるのです。
顔が崩れていく病を患った[サラ]
「この身体はもう限界」と悟ったサラが、生きながらえるために取った行動。
それが、「大脳を残す」という手段だった。
と私は考えています。
生きながらえる目的、それはブレア家を存続させるためだったのか、
はたまた別の目的があったのかは、現時点では不明です。
ゼルダとサラの関係
公式ツイート より引用
母[ゼルダ]は外出をする様子。
手をつないでいるのは、まだ少年と思われる[リチャード]。
留守番をするのは[サラ]
ゼルダが言う、”アノ世話“とは?
公式ツイート より引用
“アノ世話“とは父[ドナルド]の世話のこと。
[ゼルダ]の夫であり、[サラ]の父親です。
[ゼルダ]は、顔が崩れる病を持つ[ドナルド]のことを、同じ人間だと思っていないということでしょう。
その面倒を、娘である[サラ]に押し付けているのです。
公式ツイート より引用
[サラ]は次期当主としての務めを懸命に果たそうとしている。
そんな[サラ]に向けて、[ゼルダ]が放った言葉。
「その壊れた血で当主なわけないじゃない」
この時はまだ発症していないようですが、[サラ]は父[ドナルド]と同様、顔が崩れる病を患っています。
そんな壊れた血を体に流す[サラ]に次期当主を任せるわけがない。
公式ツイート より引用
[ジャック]をいじめる姿を見ていると、[サラ]は嫌な奴と感じざるをえません。
しかし、[サラ]も母からこんな扱いを受けていたと思うと、可哀そうな子と感じてしまいますね。
ちなみに[ゼルダ]は、唯一正常体である[リチャード]にしか愛情を注いでいません。
Richard BLAIR
つづいて、[リチャード]を見ていきましょう。
リチャードは、本来ならば[サラ]との結婚が決まっていた人物。
それが、なぜ叶わなかったのか?
リチャードが恋をした相手は、ブレア家の人間ではなく、外の人間だったのです。
この青髪の女性は『やばたにえん』に登場する[グレース(Grace Montgomery)]です。
その様子を扉の外から覗く[サラ]姉さん…怖い…。
ここからは私の考察も含まれます。
[リチャード]が[グレース]に恋をしてしまった。
この出来事によって、[サラ]が精神異常を起こし、
さらには、[サラ]による[ジャック]へのいじめが始まってしまった。
リチャードは、母からも愛され、心優しい青年であったと思われます。
しかし、一族の掟を守らず、きょうだいの運命を狂わせてしまった張本人ともみられるわけです。
リチャードと猫
そんなリチャードは、『滅やばたにえん』本編で姿を見せることはありません。
その代わりに登場するのが、この生き物です。
見た目は可愛らしいのですが、普通に人を食べます(苦笑)
本編中では、「謎の生き物」のまま終了するのですが、
こちらも”あるエンディング”で次のような映像が流れます。
「ドレス」を手に持ち、あるお城にたどり着きます。
そこでゾンビのような存在に襲われるのですが…。
持っていたドレスをゾンビに見せると、落ち着きを取り戻し、心を通わせているように見えます。
『やばたにえん』をプレイ済みの方はご存知だと思いますが…
実は、このゾンビは[グレース]なのです。
そして、この様子から、猫のような化け物が[リチャード]だと思われます。
この生き物がなぜリチャード??そう思う方がほとんどでしょう。
今ある情報から解説してみましょう。
『滅やばたにえん』で観られるエンディングにヒントがあります。
このマシン、本編中に出てくる転送装置に似た形をしています。
この転送装置を作る男性がリチャードです。
そして、マシンの上でくつろいでいる、猫。
ここで一つ考察をはさみます。
転送装置のトラブルによって、リチャードと猫が合体してしまった。
結果、(本編に登場した)猫の化け物へと姿を変えてしまったのではないか。
このように考えました。
化け物となり、人を襲うようにまでなってしまったリチャード。
ですが、エンディングでは、彼の意志(記憶)が働き、化け物は記憶に残る「ドレス」を手に取り、グレースに会いに行ったのではないでしょうか。
まだ情報が薄く、妄想から抜け出せませんが…。
だとすると、とても悲しい結末ですね。
グレース、そして彼女とリチャードについて
より詳しい解説はこちらから!
そして、[リチャード]は失踪した母親[ゼルダ]を探していた様子。
これについてはこれから明かされていくのでしょうか。
滅やばたにえん|新エンディング(8/27追加)
――ネタバレ注意――
2020年8月27日に『滅やばたにえん』の新エンディング「イ夢」が追加されました。
どのようなエンディングだったかというと…
本編中に登場する[猫の化け物]ちゃんがボロボロの身体を引きずってやってきたのは…
「光」エンディングでも気にかけていた『ドレス』が飾られている場所。
最後の力を振り絞って登ってきた様子ですが、残念ながら命尽きてしまいます。
そして時が流れ…
白骨化してしまうのでした。
このままブラックアウトして終了です。
たった数十秒の展開の少ない映像でした。
ですが、それが非常に悲しく、切ないエンディングとなっていたのです。
私の中で、この化け物は[リチャード]であることは間違いないと考えています。
そして、今回のエンディングでもう一つ確信したことがありました。
もう一度、最初の画像を見てみましょう。
見てもらいたいのは、「イ夢」の欄に描かれているもの。
『転送装置』『猫』『サラ』。
『猫』を『転送装置』に運び込もうとしている『サラ』。
「リチャードが猫と合体してしまった」
と仮定するならば、その原因は『サラ』にあったのだと思われます。
むしろ、故意だったのではないでしょうか?
サラの、リチャードへの恨みはそれほどにまで膨れ上がってしまった…。
考えられなくはないですよね。
リチャードの純粋な愛は、一族の運命を狂わせ、とんでもない結末を描いてしまったのかもしれません。
Jack BLAIR
最後は[ジャック]です。
ジャックは、生まれたときから身体が弱かった。
一日の半分を、医療器具の中で過ごさなければいけないのです。
そのためか、『滅やばたにえん』本編のときも、医療器具に入っている状態でした。
さらに、[サラ]の項目でも載せましたが、ジャックはサラからいじめを受けていました。
それが産まれたときからなのか、[リチャード]の件があってからなのかは不明ですか、おそらく後者と考えられますね。
ただ[リチャード]は、この状況のジャックを助けようとしている様子が見られます。
上の画像、[リチャード]が[サラ]に「なんでこんな酷いことしているんだ?!」と言っているように見えませんか?
[サラ]の異常性は、[リチャード]から見ても、明らかにおかしいと感じるものだったのでしょう。
ちなみに最近、公式ツイッターにこんな画像も上げられていました。
t.cohttps://t.co/CDpIusvVo7— Yotalien Games (@fern_yota) June 19, 2020
「カイジ」のような鉄骨渡り…。
ジャックが今でも生きているのは、奇跡的なことなのかもしれません。
ここまで来ると、[サラ]はいじめを楽しんでいたのだと思います。
これらのいじめが原因で、ジャックのサラへの憎しみが膨れ上がったのでしょう。
ちなみにこんな関係になる前は、こんな平和な様子だったようですね。
リチャードの飼い猫の頭をなでようとする微笑ましいジャックの様子です。
ああなる前のJ.BLAIR pic.twitter.com/PhN9bE2Oed
— Yotalien Games (@fern_yota) March 3, 2020
そして、『滅やばたにえん』のエンディングの様子。
大脳修復キットを使って他人の身体で蘇った[サラ]の首を、左手に持つジャックが映ります。
これは、[ジャック]が[サラ]への復讐を達成したという解釈でよいのでしょうか。
『田中エルナ』と『加古東海』
ちなみに、先の画像で、一緒にいる金髪の[田中エルナ]と黒髪の[加古東海]。
彼女たちは、[ジャック]の友人ということになっています。
過去に血を流して倒れているジャックの部屋へ投げ込まれた人形…。
田中エルナと加古東海にそっくりですよね?!
この内容については、語りだすと長くなるので、ここでは割愛させてください…。
この人形(依り代)に関する内容、そして田中エルナと加古東海については
こちらの記事で詳しく解説と考察を行っています!
ジャックの秘密
t.cohttps://t.co/wp8bvFfaeB— Yotalien Games (@fern_yota) August 22, 2020
滅やばたにえんをプレイした方なら、この場所が分かるのではないでしょうか?
そう、[サラ]の骸骨が埋まっていた場所です。
ジャックが嬉しそうに?ペンキを塗っている様子が描かれています。
ということは、
「[サラ]をこの場所に埋めたのは[ジャック]だった」と見るのが、可能性が高いかもしれません。
そう考えるとちょっとゾクッとしてしまいませんか?
もちろん、まだ確定しているわけではありません。
しかし、ため込んできた恨みが、ジャックを悪魔に変えたということはあり得る話ですね。
ジャックブレアに関しては、まだまだ不明確な点が多い人物です。
こちらの記事で随時更新をしていきますのでお楽しみに!
本記事のまとめ
今回は『やばたにえん』の物語の中心にいるブレア一族について解説しました。
いかがでしたでしょうか。
最後に、ブレア家についての重要ポイントをまとめておきましょう。
■ブレア家は中世の頃から細工師の名家であった
■ブレア家は近親婚を繰り返してきた
■近親婚が原因で、顔が崩れる病を持つ子どもが産まれる
■リチャードブレアが一族の掟を破り、外部の人間と恋に落ちる
■リチャードの行いにより、サラとジャックの運命も狂い始める
この三人のきょうだいは非常に闇の深い人生を送っていますね。
どのような経緯をたどって、『滅・やばたにえん』の本編に繋がったのか。
まだまだ明かされていない情報も多くあると思われます。
ゲームの続編も期待できるでしょう!
今後の公式の発表が非常に楽しみである作品です。
『やばたにえん』は今後も追っていきたいと思います!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
次回の記事もどうぞお楽しみに!
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