こんにちは!
優しいブログのユタカです。
本記事では、ゲーム『ニーアレプリカント』に関する情報を紹介していきます。
ニーアレプリカント含めたニーアシリーズにおいて、音楽・BGMは物語を語る上で欠かせない要素。各々の場面を盛り上げる数々の音楽は、キャラクターごとのイメージに合わせた作りになっています。
今回は、そんな名曲の中から、3曲をピックアップしてご紹介します!
本記事の紹介内容
【ニーア レプリカント】の世界を紹介
※本記事をより深く楽しんでいただくための情報です
不要な方は、目次より飛ばして下さい!
【ニーア レプリカント】物語を彩る音楽・BGM3選
◆1曲目『イニシエノウタ』
◆2曲目『エミール』
◆3曲目『カイネ』
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本記事の信ぴょう性
『ニーア レプリカント』…それは、
重厚なストーリーと美しく神秘的な音楽の組み合わせがあってこその名作。
10年以上 音楽選曲の仕事にたずさわってきた私が
数あるニーアレプリカントの名曲から、おすすめの3曲をご紹介します!
ニーアの世界を音楽から楽しみましょう
本記事はゲーム本編の攻略・解説を目的とはしていません
■一部物語の重要なネタバレが含まれます
■【ニーアレプリカント】をまだ見たことのない方はご注意ください!
ニーア レプリカントとは
本作は『ドラッグオンドラグーン』(以下「DOD」)の製作陣によって開発されたリアルタイムアクションRPGである。
事実上の裏設定として、『DOD』のEエンド(通称:新宿エンド)からおよそ1300年後/1400年後の世界が舞台となっているものの、『DOD』とのストーリー上の直接的な関係はない。『DODシリーズ』のほか、続編である『ニーア オートマタ』とも世界観を共有している。
『DOD』のマルチエンディング制を踏襲しており、周回するごとに、または特定の条件を満たすことによって異なるエンディングを見ることができる。設定資料集においてはエンディング後のアフターストーリーが描かれている。
ニーア レプリカント 物語
『一人のために、全てを滅ぼす』
遠い、とっても遠い未来。
ヒトは滅びようとしていました。世界を脅かす、黒い病と異形の化け物。
心優しい少年は、幼い妹に約束します。
それは永遠にも似た 千年の嘘。
NieR Replicant ver.1.22474487139… | SQUARE ENIX より引用
公式ホームページBGM 「カイネ|オルゴール」
ニーア レプリカント 物語を彩る音楽3選
ニーアレプリカント含むニーアシリーズの音楽。
それは、美しく神秘的でありながら、どこか切なさがあります。
ニーアシリーズで流れる歌は、いろんな国の言語を組み合わせた造語歌詞。
そのため、邦楽や洋楽のように、余計に耳に入り込んでくることはなく、無意識に感情を動かすような曲の作りになっています。
様々なシーンで流れる音楽は、『ニーア』という物語をより鮮明にしてくれます。
フィールドを歩きながら、音楽にも耳を傾けてみましょう。
きっといろんな変化が起こるはずです。
イベントシーンでも音楽と合わせてムービーを見てみましょう。
きっとより深く、物語に入り込めるはずです。
今回はニーアレプリカントを代表する名曲をご紹介します。
知っている人も知らない人も、ぜひじっくり音楽を楽しんでみてください。
イニシエノウタ|デボル・ポポル
1曲目は『イニシエノウタ』。
ヴォーカルは「Emi Evans」です。
ゲームをプレイした方は度々この音楽を耳にしていたのではないでしょうか。
主人公ニーアが育ち、旅の拠点となる村で流れるこの曲。
村の中心では、デボルという謎多き女性が弾き語りをしているように描かれており、曲もアコースティックな曲調になっています。
ちなみに、村の中では基本歌なしで流れますが、デボルに近づくとヴォーカルが入り始めるといった仕掛けになっています。
>>「イニシエノウタ –デボル」
また、村の図書館に入ると、パーカッション中心のキラキラした少し落ち着いた雰囲気に変わります。図書館の奥では、デボルの妹ポポルが毎日、ニーアとヨナを心配そうに見守っています。
この村では「イニシエノウタ」という曲を中心に、場所場所に合わせた曲調に展開されていきます。
>>「イニシエノウタ -ポポル」
世界の全てを知る者「デボル・ポポル」。
彼女たちは「ゲシュタルト計画」の管理者として、この世界を生き続ける存在。
物語後半、悲しいことにデボル・ポポルと敵対することになります。
その戦いの中でも、流れるのは「イニシエノウタ」。
本編中ニーアとヨナをずっと見守ってくれていた優しい二人。
決裂した悲しみと、戦いのスピード感を組み合わせた見事な曲調に仕上がっています。
>>「イニシエノウタ -運命」
遠い昔からずっと生き続けて、この世界を見続けてきた姉妹。
古-イニシエ-の歌とはデポル・ポポルを表現するための音楽なのです。
エミール
二曲目は『エミール』。
ヴォーカルは「TOKYO FM BOYS CHOIR」。
曲名の通り、ニーアレプリカントの主要キャラクターの一人である、エミールを表現した音楽となっています。
「エミール」とはどんな曲なのでしょうか。
少年がステージ上でスポットライトを浴び、ひとり歌い上げているような…。
美しく、なんとも切ない曲調に、心動かされること間違いないでしょう。
エミールは、あまりにも重たい人生を歩んでいました。
でも、そこに現れたカイネやニーア。
ともに旅することで、自分の存在に意味を持つことができた。
本編後半、ある敵との戦いの最中。
敵の暴走による危機から、エミールは仲間を助けるために、自ら犠牲になることを選びます。
「人を守るための兵器になれること、本当に感謝しています。」
自分(エミール)がいなくなったら、カイネや白の書の仲は大丈夫だろうか。
そして、ニーアに会えなくなる悲しさ…。
そんな気持ちに襲われ、エミールが絞り出す言葉。
「死にたくないよぉ…。」
エミールの気持ちがこもった言葉、プレイヤー自身も悲しみに襲われたのではないでしょうか。
このシーンのバックで流れる音楽「エミール」が、
この情景をより深く感動的なものに仕上げていくのです。
カイネ
三曲目は『カイネ』。
ヴォーカルはイニシエノウタと同じく「Emi Evans」です。
こちらも曲名の通り、
ニーアレプリカントの主要キャラクターの一人 カイネを表現した音楽となっています。
Emi Evansさんの美しい歌声が響く一曲となっており、
落ち着いた歌いだしから、サビへの展開は何度聞いても感動してしまいます。
口が悪く乱暴者でカイネ。
彼女の発するセリフには、度々ピー音があてられてしまうほど。
ゲームでピー音って…私は見たことないですね(笑)
相当過激なことを言っているのでしょうね。
そんなイメージも強いカイネ。
そのイメージのまま「カイネ」を聴くと、
「こんな美しい曲が、カイネをイメージしてる?!ありえない!」と、言いたくなるでしょう。
でも、カイネのことを思い返してみてください。
彼女は、エミールの見た目が大きく変わった時、目の前にいるのがエミールだとすぐ気付きました。
彼女は、ニーアの刃になると覚悟を決め、彼を失うことの恐怖に涙した時もありました。
本当はめちゃくちゃやさしい子なんです。
仲間のためなら、自らの命だって犠牲にしてしまうほどに。
ニーアを好いて、エミールを信頼し、シロ(の書)を罵りながらも慕っていた。
そんな面には出さない彼女の優しさを見事に表現した一曲ではないかと、私は感じています。
この曲は、続編『ニーアオートマタ』のとあるイベントでも使用されています。
カイネを象徴する花「月の涙」。
この花が咲き誇る大切な場所でこの音楽「カイネ」が使用されます。
不意にこの音楽が流れたとき、多くのレプリカントファンは涙したのではないでしょうか。
本記事のまとめ|ニーア レプリカント 音楽
今回は、ゲーム『ニーア レプリカント』で使用されている楽曲から、
皆さんにぜひ知っていただきい3曲をピックアップしてご紹介しました。
『ニーア レプリカント』含め、ニーアシリーズの音楽は、ヒーリング音楽とも感じられるほどにどれも美しく、心地の良い曲調になっています。
今回紹介した3曲は、その中でも特にキャラクターの性格や物語に沿ったつくりになっており、ゲームをプレイした方なら聞き込んでも飽きることはないと感じていただけるでしょう。
【ニーア レプリカント】物語を彩る音楽・BGM3選
◆1曲目『イニシエノウタ』
(デボル・ポポル) Vo:Emi Evans
◆2曲目『エミール』
(エミール) Vo:TOKYO FM BOYS CHOIR
◆3曲目『カイネ』
(カイネ) Vo:Emi Evans
※()内は音楽で表現されたキャラクター
今回の3曲以外にも、『ニーアレプリカント』のサウンドトラックには、ゲーム音楽とは思えないほどのハイクオリティの音楽が収録されています。
物語を思い出しながら、ぜひ聞き込んでみませんか?
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
今後も皆さんに共感していただけるような記事を公開していきます!