こんにちは!
優しいブログのユタカです。
今回はこちらのお悩みについて答えていきます!
どんどん成長して大きくなっていくので、成長の様子をキレイに写真に残していきたいです!
選ぶべきレンズや撮影の時に注意するべきことを教えてください。
本記事の紹介内容
■ペット撮影に役立つレンズの種類を解説!
・望遠レンズと広角レンズ
・ズームレンズと単焦点レンズ
どういう場合にどのレンズを使うべき?!
注意すべき点は?
実際の写真も載せながら細かく解説していきます!
本記事の信ぴょう性
■カメラマンとして活動して2年目です。
・今まで、ネコやイヌなどのペット撮影にも積極的に取り組んできました
■飼い始めて8カ月目のチンチラがいます。
・大事なペットとの思い出をキレイな写真に残したい気持ちはよく分かります
・そんな皆さんの助けになるため、出来るだけシンプルに手段をお伝えします
ペット撮影に役立つレンズ
ペットを撮影するとき「どんな写真を撮ろうか」考えて撮影していますか?
顔をアップにした写真。
寝ているときの写真。
遊んでいる時の写真。
などなど、いろんなパターンがありますよね。
撮りたい構図や状況によって合うレンズ、合わないレンズがあります。
もちろん、いろんなレンズを持っていれば、状況に合わせた撮影が可能です。
ですが、レンズも1本1本安いものではありません。
種類をそろえるのは時間もお金もかかるでしょう。
そのため、大事なのは、自分が撮りたい写真を明確にして、
それに合ったレンズを用意することです。
それでは、各レンズで撮れる写真を見ていきましょう!
望遠レンズと広角レンズ
望遠レンズと広角レンズの違い。
重要な『焦点距離』についてはこちらの記事で詳しく解説!
まずは、望遠レンズと広角レンズの違いによる、
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
望遠レンズのメリット・デメリット
望遠レンズを使用するメリットからお話します。
望遠は、画角が狭いレンズのことを指します。
その分、遠い距離にある被写体を大きく写すことができるのです。
望遠レンズが役立つ状況
・ペットと距離を取って撮影したい場合
飼い主が近づくと動きが変わってしまうペットは多いですよね。
毛繕いをしている様子や寝ている様子は、距離を取らないと見るのが難しかったりします。
そんな様子を撮影したいときに望遠レンズが役立ちます。
被写体と距離を取った場所から撮影でき、被写体を大きく写すことができます。
望遠レンズを使用する場合のデメリット(注意点)は、最短撮影距離です。
望遠レンズの場合は、最短撮影距離が長いものが多いです。
いざ「近寄って撮りたい!」となったときにあまり寄れなかったりします。
その場合は望遠レンズの中でも『マクロレンズ』を選ぶと、
いざというときにもある程度寄ることが出来るので便利です!
『マクロレンズ』についてのより詳しい解説は
こちらの記事をご覧ください!
広角レンズのメリット・デメリット
続いて広角レンズを使用するメリットです。
広角は、画角が広いレンズのことを指します。
被写体含めて、背景まで広く写すことができます。
広角レンズが役立つ状況
・背景を含めて被写体を撮りたい場合
広角レンズは広い画角で撮影できるので、被写体以外にも、
被写体の周りの背景まで含めて撮影できます。
景色と一緒に撮ったり、二匹以上のペットと撮影する場合などにはお勧めです。
広角レンズを使用する場合のデメリット(注意点)は、
被写体が目立ちづらくなるということです。
背景などを含めると被写体が目立ちづらくなります。
背景を適度にぼかすなどして、浮かび上がるように仕上げることが大切です。
ズームレンズと単焦点レンズ
『ズームレンズ』と『単焦点レンズ』の違いについては、
こちらの記事をぜひご覧ください!
それではズームレンズと単焦点レンズの違いによる、
メリットとデメリットを見ていきたいと思います。
ズームレンズのメリット・デメリット
ズームレンズのメリットは、焦点距離を調整できる点です。
望遠寄りであれば、距離が離れていてもある程度大きく写すことができ、
広角寄りに設定すれば、複数のペットたちを撮ったり、景色を広く収めることができたり、
瞬時に用途を切り替えることができるのです。
標準ズームレンズである『24-70mm』あたりは、
自由度、利便性ともに高いといえるでしょう。
デメリットもあります。
ズームレンズは『開放F値』が高めの数値のものが多いです。
高額な物であればF2.8やF2.0程度のものもありますが、大体がF4~F5.6。
開放F値であまり明るさをかせげない場合、
シャッタースピードを遅くしていくことになります。
※ISO調整の手段もあります)
この場合、すばしっこいペットが被写体だと、被写体ブレを起こす可能性も高くなります。
『シャッタースピード』に関してより詳しく知りたい方は、
こちらの記事をご覧ください!
単焦点レンズのメリット・デメリット
続いて単焦点のメリットについて解説していきます。
ズームレンズとは逆に、単焦点は開放F値が低い傾向にあります。
F1.4やF1.2といったレンズも多数あります。
このレベルまで絞りで明るくできると、逆にシャッタースピードを稼ぐことができます。
手振れや被写体ブレを防ぐことができるので、ペット撮影には重宝します。
ただし、開放F値で撮影する場合は、ピントの合う範囲(被写界深度)に注意が必要です。
動き回るペットの場合、被写界深度が浅いと、狙った位置にピントが合わない危険性があります。
『被写界深度』に関してより詳しく知りたい方は、
こちらの記事をご覧ください!
デメリットについても触れておきましょう。
単焦点レンズはその名称の通り、『焦点距離』を変えられません。
基本的には『撮影者』が動いて、被写体との距離を調整するしかありません。
適切な距離感を保ちつつ、シャッターを切らなければならないので、
ペットの動きを予測しつつ、瞬時にピントを合わせていかなければならないのです。
AFに優れたカメラレンズを使用しているとそこまで苦労はしません。
しかし、はじめは思い通りに動いてくれないペットを追うのに苦労するでしょう。
本記事のまとめ
今回は『ペット撮影』の際に意識するべき内容。
レンズ、そしてカメラの設定などについて、まとめました。
被写体がペットの場合、基本的にはこちらの指示は聞いてもらえないことがほとんどです。
(お利口さんのわんちゃんなどは別ですが…。)
その場合、各レンズのメリット・デメリットをしっかり把握しているかどうかで、
シャッターチャンスを逃すか逃さないかが決まってきます。
普段の撮影の時から、自分が持っているレンズの特性を理解しながらシャッターを押し、
自然と設定を組めるようになっておきましょう。
好きな時に好きなことをするのがペットたちの魅力です。
しかし、それがペット撮影の難しさでもあります。
撮りたい仕草や食事をイメージし、それを狙いつつも、
急に可愛い動きをしたときにはすぐシャッターを切れるよう、常に準備しておきましょう!
動き回っている様子を撮るなら、広く収められる広角レンズでシャッタースピード重視。
毛繕いの様子を撮るなら、遠くから寄りで表情をおさえるため、
望遠レンズでシャッタースピード重視。
などなど。
色んなパターンをイメージして、すぐに目的の数値に運ぶことが重要です。
自分の撮りたいものを撮るために、シャッターチャンスを逃さないように、
日頃からイメトレと練習をしておきましょう!
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回も引き続き、お役立ち情報を発信していきますので、お楽しみに!
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