こんにちは!優しいブログのゆたかです。
今回はこちらのお悩みに答えていきたいと思います。
『EF35mm F1.4L Ⅱ USM』というレンズを候補にしていますが、使用感など、実際に使用して撮った写真を見ながら教えてほしい!
本記事の紹介内容
■CANONレンズ『EF35mmF1.4LⅡUSM』を使用した感想
・・・使いやすく、非常におすすめです
■使用して撮った写真を載せながら、使用感をお伝えします!
本記事の信ぴょう性
■5年間、趣味で多くのカメラ機材に触れてきました
■2019年から出張カメラマンとして、撮影活動ビジネスを始めました
■一時期レンズ沼にハマる程、高級レンズを買い込んだ経験があります
今はほとんどのレンズを売ってしまいましたが、
この35mmレンズは手放さず、頻繁に使用しています。
EF35mm F1.4L Ⅱを使用した感想
控えめに言って、私にとっては最高のレンズです。
私が撮影に出るときは、レンズを二本持ち歩きますが、
そのうちの一本はこの『EF35mm』を入れておきます。
それほど、いざって時に役立つレンズですね。
おすすめ理由①オールマイティです
焦点距離35mmのレンズって、望遠でもなく、広角とも言いづらい微妙な距離だと思われそうですね。
でも、だからこそオールマイティに活躍してくれるレンズなのです。
広めに撮りたいと思ったら、焦点距離”35mm”の広角域で撮れますし、
最短撮影距離0.28mなので、けっこう寄れて撮影できちゃいます。
■最短撮影距離ってなに?
最短撮影距離とは、ピントを合わせることができる最も近い距離のことをいいます。数字が小さいほど、カメラと被写体の距離を近づけてもピントを合わせることができます。
もちろん、ポートレート撮影にも使えるので、
「景色撮るつもりだったけど、せっかくだから彼女も入れて撮りたい!」と急に思い立ったも、対応できるのです。
おすすめ理由②開放F値が1.4
このレンズは『EF35mm F1.4LⅡ USM』の大口径広角単焦点レンズです。
そう、開放F値が『1.4』なのです!
開放の数値が低いレンズほど、明るさを確保できる上に、きれいなボケ感も得られます。
この開放F値が1.4というのは、最高レベルの数値なのです。
F値でもある程度明るさを確保できるというのは、
暗い場所での撮影や、シャッタースピードを上げたい状況では助かるのです。
《このF値とかいまいち分からない場合は、こちらの記事をどうぞ!》
おすすめ理由③描写が美しい
単焦点レンズの魅力は撮って出しの美しさです。
近頃では、編集でいくらでも写真を盛れてしまいますが、
このレンズだと、撮って出しで、色合いが十分に整って写るのです。
開放F値1.4で撮れる世界を一度体感してしまうと、
他の世界では納得できなくなり、元には戻れないので注意しましょう(笑)
おすすめ理由④携帯性がとても優れています
開放F値の低い大口径レンズは基本どれも大きく、重たいです。
ですが、このレンズは大口径でありながら、そこまで重いと感じることはなく、
サイズもそこまで大きすぎるわけではありません。
(もちろんもっと軽いレンズはたくさんあります)
サイズ・重量 比較
『CANON EF35mm F1.4LⅡ USM』
■長さ:105.5mm 最大径:80.4mm
■重量:760g
『CANON EF85mm F1.4L』
■長さ:105.4mm 最大径:88.6mm
■重量:950g
どうしてもこのレベルのレンズは「値段が高い」「重い」「かさばる」という、購入を躊躇してしまう要素が付きまといます。
ですが、値段はともかく、携帯性には非常に優れていると言っても過言ではないでしょう。
どんな人におすすめ
どんなレンズにもデメリットは存在します。
それをふまえて、どんな方におすすめなのかをお伝えしていきます。
値段が高い!とにかくこれに尽きます
単焦点で明るいレンズは総じて値段が高いです。
しかもこのレンズは、CANONレンズの中でも高級枠の”Lレンズ”です。
CANON ”Lレンズ”とは?
数多くのCANONレンズの中でも、最高の技術を用いて作られたのがLレンズ。
”L”と名の付くレンズには、赤いラインが入っています。
独特の描写性能を持っており、通常のレンズでは表現しきれないクオリティの写真を撮ることができます。
これはまだまだ新品で¥200,000を超す高額レンズです。(2020年6月時点)
それなりの覚悟がないと購入する決心が持てない値段でしょう。
私はこのレンズを購入するために、レンズを二本手放しました。
このレンズがあれば、幅広い撮影状況にに対応できるようになると考えた結果です。
ちなみに幅広い撮影状況とは、上のおすすめ理由で述べた内容が主ですね。
購入目的がしっかりとあるのならば、このレンズはとてもおすすめであるといえます。
ぜひ長く使用する目的と覚悟を持って購入しましょう!
単焦点は慣れるまで扱いが難しい
この手のレンズに手を出そうという時点で、相当の沼にハマっている方だと思いますが…。単焦点を使ったことのない方は、慣れるまでは経験を要しますので注意しましょう。
苦戦する理由は下記のようなものです。
ピントの合う範囲(被写界深度)を把握しづらい
自分が動かなければ、理想の画角で撮れない
ズーム程の自由度はなく、はじめての方はその壁にぶつかることは多いです。
ですが問題ありません。
「いろんな設定で撮って、その結果を振り返り、また撮る」
この繰り返しで、だんだんと感覚が身についてきます。
慣れてしまえば素敵な写真を撮り放題です。
負けずに撮り続けましょう。
手振れ補正機能がありません
CANON製品で手振れ補正機能の付いているレンズには『IS』という文字が付きます。
残念ながらこのレンズには、手振れ補正機能が付いていません。
シャッタースピードであったり、構え方を気を付けなければ、手振れを起こし失敗作品になってしまうでしょう。
広角レンズの場合は、そこまでシャッタースピードを速める必要はあまりありません。
ですが、広角ならではの景色撮影の際、絞り値を大きくして、被写界深度を深めようとする場合(パンフォーカス)は、シャッタースピードを遅め過ぎてしまう可能性があるので注意しましょう。
本記事のまとめ
今回は私の主力レンズの1本である、『CANON EF35mm F1.4LⅡ USM』の感想記事を書いてきました。
いかがでしたでしょうか。
レンズ沼への第一歩を歩み始めまる勇気は持てましたか?(笑)
値段は高いものの、それ以上の働きをしてくれることを保証します。
では最後に、今回の記事をまとめてみましょう。
■オールマイティなレンズ
単焦点ながら、広角でも撮れて、寄っても撮れる。
そんなレンズなので、写真の幅が広がります。
■描写が美しい
開放F値1.4で描かれる写真はとても魅力あるものに仕上がります。
また、絞りで明るさまでかせげるレンズは非常に役立ちます。
■携帯性は意外といい
明るい単焦点レンズは重たい、デカいが基本ですが、
このレンズは重たすぎることもなく、デカすぎることもありません。
なお、使用感(特に重さ)は人それぞれ感じ方は異なりますので、出来ればお店で一度触れてみることをお勧めします。
メリット・デメリットをまとめて受け入れられる方は、
『CANON EF35mm F1.4LⅡ USM』をぜひ使用してみてください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も有益な情報を仕入れて発信しますのでお楽しみに。
ゆたかでした!
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