優しいブログのゆたかです!
本記事は、カメラ初心者向け講座です!
今回は、「これだけは押さえてほしい【カメラ機能】」を厳選してご紹介!
今回取り上げる内容を理解していれば、一眼レフカメラも怖くありません!
「カメラを買ったはいいけど、使いこなせずに押入れに閉まってしまった」
そこのあなた!
とりあえずこの記事を読んでみて、もう一度シャッターを切ってみませんか?
きっと「あ、意外と簡単じゃん!」って感じられるはずです。
本記事の紹介内容
これだけは押さえておけばOK!
厳選【カメラ機能】紹介!
■マニュアルモード
■基本設定
・シャッタースピード
・絞り
・ISO
■オートフォーカス
本記事の信ぴょう性
■一眼レフカメラで撮影三昧
父親からもらった一眼レフカメラで撮影を始めたのがきっかけ。
ボディはCANON EOS Kissシリーズや5Dシリーズ。
レンズは、ズームから単焦点、望遠から広角と幅広く触れてきました。
■出張カメラマン(フリーランス)として活動開始
撮影活動にのめり込んで8年目
さらに、2020年から出張カメラマンとして活動を開始!
家族、ペット撮影、プロフィール撮影から物撮りまで
幅広いジャンルで依頼をいただいています!
そんな私自身が初心者の頃に知りたかったことを、なるべく分かりやすくまとめます。
本屋さんで見かけるような初心者向け知識本と同じでは意味がないと考えています。
分かりやすく、写真を撮るために必要な情報だけをピックアップでお伝えしていきます!
これだけは理解してほしい|カメラ機能
まずはイメージする時間です!
カメラマンが、一眼レフカメラで写真を撮るとき、どんな設定しているか分かりますか?
初心者のうちは、何をしているのか全く分からないですよね。
私もそうでした…。
しかも、カチャカチャと高速で設定を変えている様子を見るとどうでしょう?
「あんなの私には無理!」
なんて思っちゃいませんか?
もちろんプロカメラマンは、小難しいことを考えながらシャッターを切っています。
しかし、それはある意味、自己満足の世界。
プロは、より良い作品、より良い結果を得るために、普通の人が考えないようなことにも、踏み込んでいかなければならないのです。
なので、安心してください!
「その域に達しなければ、一眼レフカメラを持つ資格はない!」
なんてことはないのです!
最低限、今回ご紹介する内容を理解してください!
そうすれば基準以上の写真は撮れるようになるはずです!
この記事を読んでいるあなたが持っているカメラは、使い捨てカメラではないはず!
デジタルカメラは、撮影枚数に上限なんて無いようなものです。
「これでいいのかな?」など細かいことに悩まなくて大丈夫です!
まずは、どんどんシャッターを切りましょう!
マニュアルモード
最近のカメラは『オートモード』が充実したものが多いですね。
カメラが、その場の状況を読み取って、勝手に数値を設定してくれる機能です。
非常に便利な機能ですね。
しかし、それで納得のいく写真を撮れるかどうかは別問題。
あなたが求める写真を撮ってくれないことがほとんどではないですか?
無論、あなたがそんなに求めるものがなければ、オートで十分です!
でも、考えてみてください。こんなことないですか?
「もっと料理を明るく写したい!」
「ペットをブレないように撮りたい!」
オートモードで撮ってみると、上記のようなちょっとしたことでも、物足りなさを感じたことはないですか?
このような経験がある方は、ぜひ『マニュアルモード(M)』に挑戦しましょう。
あなたらしい写真を撮りたいなら、まずはあなたの設定を作ることが大切!
『マニュアルモード』で出来ること
■シャッタースピード/絞り値/ISOの数値を自分の好みで設定できる
・それぞれの数値を、状況に合わせて設定し、明るさを決定する
・撮影したい被写体の種類に合わせて、シャッタースピードや絞りを調整
・優先した数値に合わせて、他の数値を設定できる
…要は「自由に組み合わせられる」ということです!
シャッターチャンスを逃さないためには、スピーディーな設定が必要不可欠。
マニュアルモードは、設定項目が多いので、はじめのうちは慣れが必要です。
ですが、人間の身体や脳はとても優秀。
慣れてしまえば、自然と指が動くようになるもの。
まずは、変化の少ない被写体(動かない)で練習を重ねていきましょう!
マニュアルモード:『シャッタースピード』
マニュアルモードに設定できましたか?
それでは、まずは『シャッタースピード』を調整してみましょう!
シャッタースピードの数値を変えることで、シャッターが開いている時間を調整できます。では、シャッターの開いている時間が変わるとどうなるでしょうか。
シャッタースピードの数値を下げていく(遅くしていく)と、シャッターが開いている時間は長くなりますね。
例) [ 1/500秒 ] → [ 1/250秒 ]
シャッターが開いている間、光が入り続けるので、明るくなるのはイメージできますね!
それに加えて、動的なものは、シャッターが開いているあいだ記録され続けます。
参考写真①のように、流れる水滴は、つながって、線のように写るのです。
では、逆にシャッタースピードを上げていく(速くしていく)と、どうなるでしょうか?
例) [ 1/500秒 ] → [ 1/4000秒 ]
まず、シャッターが開いている時間は短くなっていきます。
そのため、カメラに入る光の量は減っていき、写真が暗くなっていく。
そして、もう一つ。
参考写真②を見てみましょう!
ワンちゃんが、勢いよく走っています。
この状況を、もしシャッタースピードが遅い状態で撮ったら、
ワンちゃんはブレブレになってしまう。
では、シャッタースピードを思いっきり速めて撮影すると?
参考写真②のように、ワンちゃんがピタッと止まっている状態で写せるのです。
これが、シャッタースピードを決めるうえで重要なポイントです!
被写体の状態に合わせて数値を決められるように。
また、咄嗟に判断できるように練習をしましょう!
『シャッタースピード』についてより詳しく知りたい方へ!
初心者講座 第一回記事はコチラより>>
マニュアルモード:『絞り値(F値)』
マニュアルモードで意識すべき設定、
続いては『絞り値(F値)』。
絞り値もシャッタースピードと同様、明るさの変化につながります。
ただ、それ以上に重要なのが、『被写界深度』の変化です。
小難しい言葉が出てきましたが、安心してください。
言い方を変えれば難しいことはありません!
被写界深度は簡単に言えば、ピントの合う範囲のことです。
「絞り値の数値によって、ピントの合う範囲が変化する」ということです。
一眼レフで撮影した写真の魅力ってなんですか?
こう聞かれると、多くの方は「ボケ感」だと答えます。
最近のスマホカメラも、ボケ感のクオリティが上がっています。
それでも、一眼レフカメラの表現力にはまだまだ及びません。
一眼レフカメラの魅力である、ボケ感のクオリティ。
これを左右するのが、『絞り値』というわけです。
では、数値による変化を見てみましょう!
絞り値の数値を下げていくと、『開放』と呼ばれる状態に近づいていきます。
開放状態に近づくほど、ボケ感は強く(ピントの合う範囲が狭く)なる。
参考写真③のように写ります。
写真をよく調べてみましょう!
手前の【BB-8】にピントが合っていて、奥の【R2-D2】は強くボケています。
これは、被写体を目立たせたい場合に使えそうです。
では逆に、絞り値の数値を上げていきましょう。これを「絞りを絞っていく」と言います。
参考写真③と④を見比べてみると、よくわかると思います。
奥の【R2-D2】君のボケ感が変化していますよね。
絞り値の数値を変えたことで、ピントの合う範囲が変わったということです。
参考写真④の方が、ピントの合う範囲が広がり、【R2-D2】君の存在も確認できるようになっています。
ちなみに、写真全体的にピントが合っている状態を『パンフォーカス』と言います。
景色撮影とか、物撮りではよく使う手法です。
ただし、かなり絞らなければ、パンフォーカス状態にはならないので、明るさに注意しましょう!
絞り値、ボケ感を使いこなせるようになると、写真が一気に変化します!
なにより、撮影が面白くなると思います!
いろんな絞り値で、写りを確認してみてくださいね!
『絞り値』についてより詳しく知りたい方へ。
初心者講座 第二回記事はコチラより>>
マニュアルモード:『ISO』
続いては『ISO』です。
ISO数値を変化させることで、カメラの感度を調整することができます。
感度とは何か。
今回は【感度=明るさ】と思ってもらえれば大丈夫です。
ちなみに、シャッタースピードや絞りは、その数値を変えることで、【明るさ+α】の変化がありましたね。
それに対し、ISOは明るさだけを変化させることができる。
シャッタースピードや絞り値では調整しきれない明るさを、ISOで補ってあげるようなイメージですね。
「じゃあ、ISOを調整すれば、明るさの心配をしなくていいね!」
残念!
そう簡単な話ではありません。
明るさが足りないからと、ISOの数値をどんどん上げていくと、
ノイズ(ザラザラ)が目立ち始めてしまうのです。
最近の高感度カメラは、ISO数値をある程度上げてもノイズが出づらくなりました。
それでも、【ISO2000】ぐらいに留めておくのが正解です。
万が一、後編集で写真の一部を拡大したくなっても、
ノイズが目立ってしまって、対処のしようがなくなってしまいます。
シャッタースピードと絞りでうまいこと光量のバランスを取れるなら、それが得策です。
ISOは基本[800程度(昼間の屋外なら100で十分)]にしておいて、
どうしても必要な場合だけ、上げていくようにしましょう!
『ISO』についてより詳しく知りたい方へ。
初心者講座 第三回記事はコチラより>>
オートフォーカス
最後に取り上げる機能は『オートフォーカス』です。
カメラを所持している方で、オートフォーカスを知らない方はいないでしょう。
ですが、マニュアルフォーカスを積極的に利用した方がいいのか、迷うことって意外とあるものです。
答えから言いますと、
基本は「オートフォーカス」のみでOKです。
無理にマニュアルフォーカスを使用する必要はありません。
ピントずれは、後編集で直すのは困難ということを覚えておきましょう。
『マニュアルフォーカス』が必要なタイミングは下記のような状況です
・「物撮り」など、ピント位置を変えずに何枚か撮影したい
・星撮影や花火撮影など「置きピン」を利用して撮影するとき
このような特殊な撮影時以外はオートフォーカスをどんどん利用しよう!
ピントが外れた写真はほとんどがボツ作品になってしまいます。
(作品として、あえてピントを外す撮り方もあります)
カメラごとのフォーカスポイントをしっかり把握して、
「狙った場所にピントを置いていく、置けるようになる」ことが重要です!
本記事のまとめ
今回は、『理解しておくべきカメラ機能』を厳選紹介しました。
これだけは押さえておけばOK!
厳選【カメラ機能】紹介!
■マニュアルモード
⇒オート撮影をやめてみましょう!
・シャッタースピード/絞り
⇒「明るさ+α」の変化を理解しよう!
・ISO感度
⇒明るさが足りない時の最終手段
■オートフォーカス
⇒特殊撮影以外では、積極的にオートフォーカスを活用せよ!
あとは、この知識と技術を使って、あなたの求める写真に近づけていけばいいだけ!
大事なのは、あなたが撮りたい写真をしっかりイメージすること。
技術より、撮りたい写真をイメージできることの方が重要とも言えますね。
その為には、いろんな人が撮る写真作品を見ることが大切です。
SNSやインターネット、展示会、なんでも構いません。
アイディアを貯めて、技術を組み合わせる。
これを続けていれば、すぐにでも写真のクオリティは上がります。
カメラを使わず、押入れにしまってしまった方。
技術を身に付けるのはそんなに難しくありません!
とりあえずは、この記事の通りに練習してみて、自分の写真を見てみてください!
早々に撮影の面白さに気付けると思いますよ。
今回も、最後までお読みくださりありがとうございました!
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