こんにちは!
優しいブログのユタカです。
■本ブログでは?
まだまだ認知度の浅い生き物『チンチラ』についてご紹介!
ペットとして飼ってみたいという方に向けて、役立つ情報をお伝えしていきます。
■本記事では?
今回は、チンチラを飼う難しさについて書いていこうと思います。
実際に飼っていた私からすると、わんちゃんやネコちゃんより飼うのが難しいと思います!
チンチラの嫌なところもぶっちゃけちゃいます。
もっと詳しく知りたい方は、コメントやメッセージをお送りください!
本記事の紹介内容
◆チンチラについて知ろう!のコーナー
見たことある方は目次から飛ばしてネ!
◆チンチラを飼うのはマジで大変!?その理由を3つお伝えします
①頭がいい
②動きが立体的、運動神経抜群
③寿命が長く、毎日欠かさずお世話が必要
チンチラの飼い主からすれば当然のことなのですが、
これから飼う方にとってはすごく重要な情報になります!
我が家はもちろんこれらを理解した上でお迎えしています!!
本記事の信ぴょう性
〇「2019年10月」
スタンダードグレーチンチラのなずなを家族に迎えました
〇2歳で大きな病気(子宮蓄膿症)を経験
病気に負けず、元気に成長してました!
〇なずなは、強い食へのこだわりを持つ、やんちゃガール
〇「2022年10月」
なずなは虹の橋を渡り、チンチラランドでお友達と過ごしています
なずなは、飼い主の筆者にたくさんのことを教えてくれました。
この経験が、皆様の大事な家族(チンチラ)のためになると信じ、発信をしていきます!
■チンチラのなずなをもっと知りたい↓↓↓
チンチラのなずなについて、こちらの記事で詳しく紹介してます!
ぜひぜひご覧になってくださいね♪
■飼い主はこんな人↓↓↓
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家族写真やペット写真カメラマンとして、都内中心に活動しています!
興味を持っていただけた方はコチラの記事をご覧ください!
チンチラについて知ろう!
野生のチンチラは、アンデス山脈の標高の高いエリアに生息しています。
現在、野生のチンチラはわずか数千頭生き残っている程度で、実は非常に貴重な野生動物なのです。
何故貴重と呼ばれるほどの状態になってしまったのでしょうか。
その一つに、チンチラの綺麗な毛並みが挙げられます。
チンチラを飼っている人はご存知だと思いますが、チンチラの体を覆う光沢ある被毛(ひもう)こそ彼らの魅力であり、そのモフモフ感からは癒しを得られます。
その魅力こそが、捕獲されるようになるきっかけであり、いつしか絶滅危惧種となってしまうのです。
そんな絶滅しかけていた頃に、1人の人間によって数頭のチンチラがアメリカに連れてこられてたのです。この連れてこられたチンチラこそが、今飼われているチンチラの祖先と言われています。
チンチラの特徴は?|チンチラについて知ろう
チンチラは主に以下のような特徴があります。
①歯は永久に伸び続けます
伸びすぎてしまうと、口の中を痛めてしまったり、酷くなるとエサを食べられなくなってしまいます。
②トイレを覚える子もいれば、覚えない子もいます。
というより、ほとんどの子が覚えるのは難しいでしょう。
ウンチに関しては、「製造機」と呼ばれるようにいつでもどこでも、したいときにしてしまいます。
③他の小動物に比べて、平均寿命が長いです。
チンチラの寿命は、平均でも10年前後。生きる子はもっと生きます。
人の10年間って非常に長いですよね?
その10年間、1匹の命を預かるというのは非常に重たい責任です。
他にも、チンチラの特徴はたくさんあるのですが、一旦ここで区切っておきます。
『チンチラを飼う難しさ』について語る
チンチラさんを飼ったことがない方は、チンチラってどんな生き物だと思いますか?
「ハムスターよりちょっと大きい生き物でしょ?」
「小動物だし寿命短そう・・・。」
「モフモフで気持ちよさそう!ずっと抱っこしてられる!」
「あまりお金かからなそう!」
これは実際にアンケートを取らせてもらった結果です。
チンチラさんを実際に飼っている方がこの結果をみたら、「そんなわけなかろう!!」ってツッコミがはいるでしょうね。
それもそのはず。
チンチラさんは小動物でありながら、飼うのが非常に難しい生き物として有名なのです。
どういう理由で「飼うのが難しい」とされているのか、一つずつ見ていきましょう。
その①:チンチラは頭がいい
モフモフで愛らしい見た目のチンチラさんですが、
実はとても頭がいい生き物なのです。
“トイレの場所や、自分の名前を覚えることができる”などで知られています。
これぐらいは序の口!
飼い主の予想を上回る動きをすることなんて日常茶飯事。
これが本当に大変!
見失ってしまったら、見つけだすのは骨が折れます。
見つかりにくい場所を分かっているのです。
壁を作って限られたエリア内を遊ばせるだけならいいですが・・・。
エリア外に脱走されてしまうと、当分見つけることはできないでしょう。
我が家も、お迎えして1週間後ぐらいに脱走されてしまいました。
一晩中リビングを走り回っていたようです。
とくに賃貸の場合、脱走されてしまうと泣きたくなる結果が待っています。
壁には齧られた跡、ウンチが散乱し、おしっこがポツポツ・・・。
本当に気を付けましょう。
もし脱走されたら、全ての物音を消して、チンチラの動く音に耳を傾けてみましょう!
カサカサっと、動く音が聞こえてきます。起きていればですが・・・笑
その②:チンチラは立体的に動き回る
チンチラさんは空間を立体的に把握できる生き物です。
把握した空間であれば、自由自在に動き回ることが出来るのです。
チンチラさんのために用意するケージは天井が高く設計されたものが多くあります。
さらにステップ(足場)を用意してあげることで、左右だけでなく上下にも動き回れるようになるのです。
チンチラさんは運動神経がとてもよく、空間を立体的に把握して動き回れます。
しかも、かなりのスピードで。
それに加え、チンチラさんは大きな後ろ足をバネにしたジャンプ力があります。
ステップを使用せずとも、ある程度の高さをひとっ飛びで超えられるようになってしまうのです。
しかし、たまに足を踏み外して床に落下してしまうことも。
チンチラさんは意外と頑丈で、フワフワの毛がクッションになってほとんどが平気な様子で立ち上がるのですが、当たり所が悪ければ骨折なんてこともありえるのです。
部屋んぽではある程度 自由にさせることは大切。
ですが、飼い主さまの目が届くようにはしておく必要がありますね。
その③:寿命が長く、毎日欠かさずお世話が必要
チンチラさんの平均寿命はなんと10歳~15歳程といわれています。
中には20年以上生きている子も・・・。
小動物でありながら、その寿命は犬さんや猫さんと同じぐらい長生きな生き物なのです。
そんなに長生きな子でも中身は非常に繊細で、けっして強い生き物ではないのです。
毎日しっかり丁寧なお世話をしてあげなければいけません。
チンチラさんを家に残して2泊3日の旅行なんてもってのほか!
チンチラさんを家族に迎えるのなら、旅行など長期間 家を留守にすることは諦める覚悟が必要だと私は思います。
どうしても家を空けなければいけないというのなら、たとえそれが一晩でも、何かしらの対策を講じる必要があると考えましょう!
- ペットホテルを利用する
- ペットシッターを利用する
- 家族、友人にお世話をしてもらう
ペットを連れていけない場合、上記の方法をとる方が多いでしょう。
チンチラさんをどうしても連れていけない場合、理想は③”家族友人にお世話してもらう”または②”ペットシッター”です。
チンチラさんは環境の変化にとても弱い生き物。
①”ペットホテル”はチンチラさんにとっては避けたい手段になるのです。
知らない場所、周りに知らない動物だらけという、チンチラさんが不安を感じる条件がそろってしまうためです。
であれば、外に連れ出すストレスを避けられる、②または③がチンチラにとっては一番よいという考えに至ります。知らない人がいる状況もあまり良くないですが・・・。
このように、チンチラさんのストレスをできる限り軽減してあげられるように考えていきましょう!
チンチラの寿命について
チンチラさんは寿命が長いことで有名な生き物です。
小動物でありながら10年以上、長い子で20年以上生きている例も実際にあるようですね。
でも、注意してください。
寿命が長い=強い生き物ではありません!
むしろ、犬ちゃんや猫ちゃんと比べればはるかに弱い生き物なのです。
たしかに長生きしている子もいるでしょう。
しかし、”平均10歳以上”というのはあくまで”平均”です。特別に長く生きた子がいればいるほど平均年齢は上がっていくのです。
中には若いうち(1歳、2歳)に亡くなってしまう子も多くいることを、知っておくべきなのです。
「チンチラ=長く生きる=強い生き物」という間違った認識が、間違った育成方法につながってしまう場合だって絶対あると思います。
今すでにチンチラさんを飼っている方、これから迎えようと思っている方は、個々の認識を正しく持っていただけると幸いです。