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本記事の紹介内容
韓国コスメから火が付いた「シカクリーム」
美容にアンテナを張っている方ならもうチェック済みかもしれませんが、私自身もシカクリームを愛用しており、今一度、成分や効果・より良い使い方について研究してみましたので、皆様にご報告!
シカクリームの詳しいレビューもあります!
もう知っているよという方も是非最後までお付き合いください!
シカクリームとは?
シカクリームは、日本人が聞くと「鹿の成分が入ったクリーム」のように思われるかもしれませんが、植物エキスが配合されたクリームのことです。
名前の由来は諸説あります。
CICAケアという絆創膏のような商品からインスピレーションを受けたという説や、配合成分であるツボクサエキスの英語表記「centella asiatica」から名付けられたという説があります。
色はグリーンに着色されたものが多く、「薬草」や「薬用」というイメージが強いですが、セリ科薬草のツボクサエキスが含まれるクリームのことをシカクリームと呼ぶという認識に統一されてきています。
ツボクサエキスに含まれる成分としては、マデカシン酸・アシアチン酸・アシアチコシド・マデカソッシドなどがあります。
ニキビに悩む方から注目を浴びるシカクリーム
シカクリームはニキビやニキビ跡対策に良いと言われており、ニキビに悩む方から人気を得ています。
しかしながら、冷静に成分について捉えると、ニキビ肌に最適であるとは言いにくいです。
ニキビケアで重要なのが、アクネ菌の増殖を防ぐことと、角質がたまって毛穴を塞いでしまうのを防ぐことです。
ツボクサエキスは、そのような効果を持ちません。
ニキビによる炎症を軽減することは可能かもしれませんが、ニキビに対してはそれ以外の有効な方法が判明しているため、敢えてシカクリームにこだわる必要はなく、改善するのに遠回りになってしまう可能性があるということになります。
ニキビ対策としてシカクリームを用いる時には、あくまでも炎症にアプローチするものであると覚えておく方が良いでしょう。
シカクリームに肌再生の効果はあるのか?
シカクリームのキーワードは、「肌再生」や「創傷治癒」などです。
肌を補修してくれる、そんなイメージでしょうか。
ツボクサエキスには、そのような効果があるのでしょうか?
参考に、昔からツボクサを利用している国の認識を見てみましょう。
【インド】
アーユルヴェーダにおいてツボクサは、皮膚・血液・神経の機能改善および活性化が期待できると考えらえてきた。
【タイ】
伝統医薬学により、皮膚の保持・疲労回復・精神病の薬・尿の薬として利用されてきた。
【インドネシア】
伝統医薬学において、広い範囲の病気の治療に使用されてきた。
【ベトナム】
野菜の代用として摂取されてきた。青汁のように利用されることも。
このように、海外では薬草として利用され、頼りにされてきた歴史があるようですね!
各国の使用目的を見てみてもわかるように、傷を修復するために用いられてきた訳ではないようです。
シカクリームは絶対に肌を補修してくれるような効果が期待できる、と思い込むのは早合点のようですね。
マデカソッシドには、肌の再生を促す効果もあると言われていますが、過度な期待は禁物です。
そして、成分以外にも注意点があります。
それは「シカクリームは化粧品である」ということです。
化粧品は、効果が出てはいけないと厚労省から定められています。
医薬品とは違うレベルであるため、傷にシカクリームを塗ったところで皮膚を補修してくれるとは言えません。
「他のクリームを使うよりも肌を補修してくれる効果があるかも?」という、相対的な目線で効果を期待しながら使用するのは良いです。
しかし、「これさえ塗ればニキビも傷も治る!」と”断定できるものではない”と覚えておきましょう。
シカクリームは沈静目当てで使うのがおすすめ
では、シカクリームはどんな肌状態の方が使うと良いのでしょうか?
シカクリームを使うと良い方、良いシーンは以下の3点です。
・肌が荒れて炎症を起こしている(マスクによる肌荒れも)
・日焼けやレーザーなどの処置で炎症を起こしている
・ニキビの炎症を軽減したり、ニキビ跡の色素沈着予防
シカクリームは、炎症を伝達する物質の働きを抑制するという効果がありますので、炎症を広げないということが期待できます。
よく考えると、炎症って結構身近ですよね。
ついポリポリ肌を掻いただけでも炎症が起こることがありますし、上手にコントロールして付き合っていくしかなさそうです。
シカクリームは、炎症を抑える勢として頼りになりそうです。
「肌修復」よりも、「炎症を抑える」ということを目当てに使う方がベターのようですね!
『Dr.Jart +』シカペア クリームのレビュー
それでは、実際に私がシカクリームを使った時の感想をお伝えしていきます!
今回使ってみたのは「Dr.jart + シカペア クリーム」となります。
購入しようかと気になっている方は是非参考にしてみてくださいね!
ベタつきが少ない
シカクリームは、クリーム自体のテクスチャーは普通なのですが、伸ばすとベタつきが少なくサラッとした仕上がりです。
油脂成分が少ないということもあり、油分たっぷりのリッチなクリームといった使用感ではないため、幅広く好まれると思います。
ベタ付かないテクスチャーですが、みずみずしいジェルのような感じではないため、化粧水で肌表面に水分を与えてから塗り広げるのがおすすめです。
テクスチャーがゆるすぎないため、部分使用も可能です。
香りが無くて使いやすい
シカクリームと言えば薬草を連想させるような作りのものが多いですが、「Dr.jart + シカペア クリーム」は癖のある香りがする訳ではないため使いやすいです。
香り付きが好きな方は物足りないかもしれませんが、それは化粧水や乳液などを重ねることでも調節できますので、特に不満は感じませんでした。
トキメキはあまりありませんでしたが…(笑)
保湿力は弱め
ベタつきが少なく使い心地が軽いのは良い点なのですが、一方保湿力には欠ける印象です。
皮脂の分泌が少なかったり肌のキメが浅い方は、シカケアクリームのみの使用では乾燥を感じてしまうかもしれません。
乾燥対策のために、シカクリームの上から保湿力のあるクリームやジェルを重ねると良いかもしれません。
評判を聞いて使い始めたけど、シカクリームにまったく手応えを感じないという方は、保湿を追加してみると変わるかもしれません。
もしかすると、乾燥によるトラブルの可能性もあるため、せっかくシカクリームを使っていても炎症は抑えるけど乾燥によりまた刺激が加わる、というもったいない状態になっているかもしれません。
しっかりとご自身の肌を観察しながら、調節してみてくださいね!
いつも手元に置いておきたい
シカクリームはニキビに対する効果や肌を修復してくれる効果はないと思いつつも、私は「炎症を抑える」ということに対してものすごくありがたいなと感じ、常備コスメに認定しています!
先程もお伝えしたように、炎症は結構身近で、少しのことでも起こることがあります。
薬を塗る程ではないけど、ちょっと落ち着かせたいなと感じた時に使うのにぴったりです。
また、私は美肌のためのレーザー施術も定期的に受けており、その後に使うと安心感があり、確かに肌が安定するように感じます。
レーザーをお休みして純粋レチノールで攻めのケアをし、皮むけが起こった時にも使っていますが、とても良い感じです!
レチノールが効きすぎた時や、早く皮むけを除去してしまった時には赤みやかゆみが出てしまいますが、そういった時に厚めに乗せてケアすると、症状が少しマシな気がしてお気に入りです。
ブランドは変更するかもしれませんが、シカクリームと呼ばれるものは切らさず手元に置いておく予定です!
まとめ|スキンケア用品『シカクリーム』
本記事では、「シカクリームの効果と使い方」についてまとめました。
・シカクリームは韓国コスメからブームになったスキンケアで、ツボクサエキスが配合されたものを指します。
・ツボクサエキスには、肌荒れを修復する効果・肌の鎮静効果があると言われており、肌の炎症を抑えたい時に使うのがおすすめです。
・塗るだけでニキビや傷が治るというものではないですので、その点は注意が必要です。
・小さな炎症やレーザー後のケアとして心強いため、常備しておくと便利です。
シカケアクリームが気になる方は、購入してみて損はないかなと思っています!
お手頃の価格で購入できますので、ぜひこの機会に使用してみましょう!
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