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本記事の紹介内容
ニキビは、数個ぽつんとできただけでも、「何が悪かったんだろう?」と原因を探りたくなるほど気になりますよね?
化膿すれば痛くて気になりますし、赤みが目立つからコンシーラーで隠そうにも「悪化しないかな?」と心配になり、定期的にできるとなれば地味にストレスがたまります。
今回は、ニキビをできるだけ防ぐために有効な”ノンコメドジェニックコスメ“について、詳しく見ていきたいと思います!
ノンコメドジェニックとは?
ニキビが気になる方がスキンケアコスメを選ぶ時には、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されているものを選ぶようにしましょう。
“ノンコメドジェニックテスト済み”とは、「その製品を使うことによってコメドが出来づらいという試験結果が得られた」という意味です。
しかし注意したいのは、あくまでもコメドが出来にくいというだけで、ニキビが絶対に出来ないということではないということです。
逆も然りで、ノンコメドジェニックテストをしていないからコメドが出来やすいと決まっている訳でもありません。
あくまで参考程度に考えておくことも大切です!
コメドとは?
ところで、そもそも「コメド」とはどういうものかご存じでしょうか?
ニキビのことをコメドだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、別物として扱った方がお手入れに役立つと思います。
コメドとは、毛穴が詰まった状態のことで、「ニキビの一歩手前」や「ニキビの第一段階」と表現されることも多いです。
コメドは、「面ぽう」「黒ニキビ」「白ニキビ」などと呼ばれる場合もあります。
このコメドにアクネ菌が繁殖することにより、赤みや黄みを帯びたニキビと変化していきます。
コメドだけだとただの詰まりなのですが、そこにアクネ菌が関わることにより、化膿や炎症が起こり、肌を傷つけ跡形が残るような皮膚疾患になってしまうということですね。
ニキビ予防には、第一段階である”コメドを作らない“ということが大事ということになります。
化粧品でニキビを治療することはできない
ニキビに悩む方で、年齢が若い方やニキビに対する知識が不足している方は、化粧品だけで問題解決をしようとしてしまいます。
“化粧品”はあくまでも、補助的なものであると認識するべきです。
法律でも、化粧品は、「美しく見せる、頭皮や毛髪を清浄にする、などを目的としたもの」「人体に対する作用が緩和なものをいう」と定義されています。
軽いニキビなどは化粧品を活用することで小さくすることもできますが、重度となると化粧品では手に負えず医薬品を用いることになります。
「ノンコメドジェニックテスト済みのスキンケア商品を使ってもニキビが治らない!」と言う方がいますが、これは当然の結果とも言えます。
ただし、医薬品は副作用を持つこともあり長期使用は避けられているため、ある程度症状が落ち着いたら化粧品に移行して様子を見る、という流れになります。
皮膚科で治療を受け根本的解決を図りながら、長期的には化粧品で肌を整えていくようなイメージです。
化粧品は医薬品のように効果が高くない代わりに、副作用も少なく安全に使用できるということですね。
ニキビが出来てしまったことを責めないで
コメドがニキビに変化しないように注意しておく必要がありますが、そうは言ってもニキビが出来る時は出来るものです。
私もニキビがひどい時期に皮膚科に通っていましたが、先生に「体の中からも変えていく必要があるから、肉を減らして野菜を多く摂ることは必須。けれど、野菜だけ食べていればニキビがゼロになるかといえば、そうでもない」と説明されました。
ニキビを減らすには、食生活・睡眠・メンタルケア・医薬品・化粧品など、様々な面から良いことを少しずつ増やしていく努力も必要ですが、出来てしまった時には気にしすぎず悪化させないお手入れをしていくべきですね。
ニキビに良い成分
ニキビが出来てしまったけれど「薬を使う程でもないか」と感じた時に、”入っていると良い成分“について知識を付けておきましょう。
ノンコメドジェニックテスト済みに加え、下記のような成分が含まれるものを選ぶと、より効率的にニキビを軽減することができるかもしれません。
成分により様々なアプローチの方法がありますので、肌の状態をしっかりと観察し、コスメ選びをしていけると良いですね!
グリチルリチン酸2K
抗炎症成分として有名で、鎮静してくれるような効果を持つスキンケアによく使われています。
アラントイン
こちらも抗炎症作用があります。
ニキビや肌荒れ、炎症を抑えてくれます。
グリコール酸
ピーリング剤として有名なグリコール酸です。
ピーリングとしてだけではなく、化粧水などに低濃度で配合されることもあり、ゆるやかに角質ケアをしてコメドの発生抑制を狙います。
サリチル酸
こちらもグリコール酸同様ピーリングの時によく耳にしますが、酸抗菌成分としても働いてくれます。
ビタミンCとビタミンC誘導体
ビタミンCには、皮脂抑制効果や抗酸化作用があります。
皮脂を抑えつつ酸化も防いでくれるので、オイリー肌の方は取り入れたいですね。
名前だけ見ればビタミンC誘導体の方が効果がありそうですが、実は普通のビタミンCの方が効果は上です。
ただし、ピリピリとした刺激や乾燥感が出やすいため、慣れていない方はビタミンC誘導体からスタートしてみてください。
ビタミンA
お肌のターンオーバーを正常にし、コメドやニキビが出来にくい肌に導いてくれます。
レチノールの名称で大変人気がありますが、こちらも誘導体ではなく純ビタミンAの方が作用が強く、A反応という副反応が出ることもありますので、よく知った上で使うことが大切です。
シカ(CICA)
韓国コスメからブームになった成分です。
「ツボクサエキス」がメインであり、鎮静系の化粧品に使用されます。
◆シカクリームはニキビに効く?!使い方を解説します
おすすめのノンコメドジェニックコスメ
それでは、ノンコメドジェニックテスト済みのおすすめアイテムをピックアップしていきたいと思います。
詳しく解説していきますので、コスメ選びの参考にしてみてくださいね!
シカノブAC アクティブ フェイスローション
抗炎症作用を持つアラントインが配合されている化粧水です
ニキビ予防に効果的なので、繰り返しニキビが出来るという方におすすめです。
保湿力はあまりたないため、美容液や乳液・クリームなどでしっかりと保湿して仕上げてくださいね。
ONE BY KOSE バランシング チューナー
ONE BY KOSE バランシング チューナーは、皮脂分泌が活発な方に是非使っていただきたい化粧水です。
皮脂の分泌を抑えてコメドの発生を食い止めることが出来る化粧水です。
米由来の有効成分「ライスパワーNo.6」という成分に、皮脂分泌抑制効果があります。
皮脂分泌を抑えるというと肌が乾燥しそうなイメージがあるかもしれませんが、バランシングチューナーなら心配無用です。
しっとりとした使い心地で、単純なサッパリ化粧水とは一線を画す仕上がりです。
乾燥が心配な混合肌の方や、大人肌でも快適に使うことが可能です。
一度使ったらすぐに皮脂が全く出なくなるという訳ではありませんが、地道に使い続けることでバランスの取れた落ち着いた肌に変化していることに気づくことでしょう。
イニスフリー ビジャ シカバーム EX
ノンコメドジェニックテスト済みのシカクリームです。
軽いテクスチャーで油分がたっぷりという訳ではないため、ニキビが出来ている時でも抵抗感なく使うことが出来ます。
シカはニキビに対して直接効果を発揮する訳ではありませんが、鎮静効果があるためニキビに対する効果がある成分入りの化粧水や美容液とセットで使うことで、より肌状態を良好に保てる可能性があります。
ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル
ナチュリエ ハトムギ保湿ジェルは、あの有名な「ハトムギ化粧水」のシリーズです。
ホワイトとブルーのパッケージで、日本全国のドラッグストアやスーパーなどで手軽に購入できるとあって、大変人気です。
「化粧水は使ったことがある」という方も多いかと思いますが、ハトムギ保湿ジェルもとても優秀なので、一度手に取っていただきたいものです!
みずみずしいジェルで癖がなく、価格もお手頃なためたっぷりと使って水分補給ができます。
化粧水の後に使うのはもちろん、疲れた時にオールインワンジェルとしても使えますし、美容液やクリームを塗った後の仕上げの保湿としてもバッチリです。
無香料で肌に刺激を感じることも少ないため、一つ持っておいて損はないというアイテムです。
本記事のまとめ|ノンコメドジェニックとは
本記事ではノンコメドジェニックについて解説してきました!
ニキビ肌には、ノンコメドジェニックテスト済みのスキンケア商品を使うことがポイントです。
ノンコメドジェニックコスメは、ニキビの元であるコメドの発生を抑えてくれるため、ニキビが出来にくい肌を目指すことができます。
ノンコメドジェニックテスト済みに加え、ニキビに効果があると言われている成分を取り入れた化粧品を使ってみると良いかもしれません。
アラントイン・ビタミンC・シカなど、様々な成分でニキビへのアプローチが考えられています。
ノンコメドジェニックテスト済みの製品はたくさんありますので、ピンと来たものを試してみてくださいね!
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