こんにちは!
優しいブログのゆたかです。
今回はこちらのお悩みに答えていきます!
私が持っているレンズだと被写体に寄ることができないので、どのようなレンズを買うべきか教えてほしいです。
本記事の紹介内容
■マクロレンズを使用すれば問題解決です!
■マクロとは?マクロレンズはどんなもの?
■マクロレンズで撮れる写真をご紹介
本記事の信ぴょう性
■趣味で5年間、多くのカメラ機材に触れつつ景色を中心に撮影してきました
■2019年から出張カメラマンとして活動を始めました
CANON『EF100mm 2.8L Macro』を6年以上も使用し、今も目的に合わせて持ち歩いています。
主に花撮影やペット撮影に使用中!
面白い写真が撮れるのでおすすめ!
被写体を大きく写す方法
結論から言ってしまうと、被写体に寄れるレンズを手に入れましょう。
もっと細かく言うのならば、『マクロレンズ』を買ってしまえばOKです。
では、マクロレンズとはどんなものかを解説していきたいと思います!
マクロ撮影とは
まずは『マクロ撮影』とはなんなのか、ここについて見ていきましょう!
■『マクロ撮影』とは
被写体を至近距離から撮影する方法を、『マクロ撮影』と呼んでいます。
被写体に近づいて撮影することによって、その被写体をより大きく写すことができます。
被写体に寄れる距離は、レンズの”あるスペック”によって決まってきます。
ではどんなレンズならば、
被写体に寄って撮影できるのかを次の項目で説明していきます。
マクロレンズとは
では次に、マクロ撮影を可能にするレンズを見てみたいと思います。
■『マクロレンズ』について
マクロ撮影を可能にする、被写体に寄って撮影をできるレンズのこと。
先程も説明した通り、マクロ撮影を可能にするためには、
被写体に近づけるレンズがなければいけません。
どのレンズがマクロレンズなのかを確かめる方法は二点あります。
■『マクロレンズ』の確かめ方
①レンズの名称に”※マクロ“と書かれている
※メーカーによって表記が異なります。”マクロ””Macro””Micro”など
②撮影最短距離を確認する
まずは①から見ていきましょう。
レンズの名称に”マクロ”と表記があるレンズ。これがマクロレンズになります。
例えば、CANONのマクロレンズ。
『EF100mm F2.8L マクロ IS USM』
これはCANONレンズの中でも有名なマクロレンズです。
Lシリーズであり、強力な手振れ補正も付いていながら、
今では新品でも10万円以下で買えるようになってきています。
価格:96,940円
(2020/6/14 18:52時点)
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各メーカーそれぞれで、マクロレンズ(寄れるレンズ)を出しているので、
ご自身が使っているメーカーのもので調べてみましょう!
つづいて、②について見ていきます。
②はレンズのスペックに関わる内容ですね。”最短撮影距離“の数値を読む方法です。
■”最短撮影距離”とは
ピントを合わせることができる最短の距離のことをいいます。
【注意点】
この数値は、レンズの先端からの距離ではなく、
イメージセンサーからの距離であることは覚えておきましょう。
基本的にはみなさん、被写体にピントを合わせてシャッターを切りますよね?
(もしかしたら、あえてピントを外して撮影する方法があるかもしれませんが…。)
ということは、この”最短撮影距離”が、
被写体にどれぐらい寄ることができるのかを数値で表したものになるわけです。
では先程の2本のレンズを例に出してみます。
■『CANON EF100mm F2.8L マクロ IS USM』
・最短撮影距離:30センチ
先程の例でも出したこちらのレンズは、センサーから30センチの距離が、
最短でピントを合わせられる距離になります。
■『CANON EF135mm F2L USM』
・最短撮影距離:90センチ
だいたい同じぐらいの焦点距離で、マクロではないこちらのレンズの場合、
距離は90センチになりました。
このように、マクロレンズとマクロではないレンズでは、
距離にこれぐらいの違いが出てくるのです。
それでは、もう一つ例を出してみます。
■『CANON EF100mm F2.8L マクロ IS USM』
・最短撮影距離:30センチ
■『CANON EF35mm F1.4L Ⅱ USM』
・最短撮影距離:28センチ
この違いを見ていきましょう。
マクロレンズであるEF100mmレンズより、マクロではないEF35mmの方が
最短撮影距離が短いのです。
マクロレンズが負けてる!?マクロレンズの意味は?!
って思っちゃうかもしれません。
これは焦点距離による違いですね。
そもそも、焦点距離が35mmより100mmの方が、被写体を大きく写すことができます。
『焦点距離』については別の記事にまとめていますので、
気になる方はこちらからご覧ください。
たとえ、最短撮影距離で35mmの方が寄って撮れるよ!となっても、
100mmとはそもそもスタートラインが違うということになるのです。
ちなみに焦点距離35mmのような広角域のマクロレンズもあります。
■『CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STM』
・最短撮影距離:17センチ
※このレンズはミラーレス一眼レフ向けの『RFシリーズ』です
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広角域のマクロレンズの場合は、さらに近づいて撮影することができますね。
焦点距離も意識しながら、選択することがポイントになります。
マクロレンズ作例紹介
では、『CANON 100mm F2.8L IS USM』で撮影した写真を何枚か紹介していきます。
こちらの写真はマクロ撮影ではなく、被写体(花)から少し距離をとって撮影しました。
それでも焦点距離100mmなので、そこそこ大きく撮れていますね。
マクロレンズだから近くのものしか撮れないわけではありません。
被写体との距離を考えれば、ポートレート撮影の可能なのです。
意外と知らなかったという人が多いポイントです!
マクロレンズが欲しいという人はこういう写真が撮りたい方が多いです。
もっと寄ることもできるのですが、ピント合わせが難しくなるのです。
マクロレンズはピントの合う範囲が非常に狭いです。
特に風の吹く外での撮影の場合、狙っていたピント位置から外れてしまうことも度々。
マクロ撮影は撮ったら確認をして、また撮って…と粘り強く行う必要があります。
最後はこちらの写真です。
これは、手に”レンズボール”というアイテムを持って花を撮影しています。
手に持ったレンズボールにピントを合わせなければいけないのですが、
お分かりの通り、あまり距離をとることができないんですね。
腕の長さには限界がありますので…。
マクロレンズを持っていない頃は精一杯腕を伸ばして頑張っていましたが、
マクロレンズを手に入れてからは非常に楽に撮影できるようになりました(笑)
マクロレンズにはこういった撮影にも役立ったりします!
意外とレンズボールを気に入ってくださる方が多いので、
こちらも情報を載せておきます!ぜひご覧ください。
価格:3,870円 |
本記事のまとめ|『マクロ撮影』『マクロレンズ』
今回は『マクロ撮影』そして『マクロレンズ』に焦点をあてて解説してきました!
マクロレンズは非常にトリッキーな撮影が可能になるので、
ここで紹介したような写真を撮ってみたい!という方にはお勧めのレンズです。
逆に言うと、人によっては飽きやすいレンズにもなってしまうので、
目的を持って購入されることをおすすめします!
では最後にまとめていきましょう!
■マクロ撮影
被写体を至近距離から撮影する方法のこと。
■マクロレンズ
マクロ撮影を可能にする、被写体に寄れることができるレンズ。
■マクロレンズの特徴
・マクロレンズには名称に”マクロ”という表記が付く。
・最短撮影距離が短い。望遠域、広角域で数値は異なる。
マクロレンズは手に入れやすい価格帯のものが多いです。
(とはいえ、”万”は超えますので自己責任でどうぞ…)
一本持っておくと、重宝するレンズになることは保証します!
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
カメラ初心者向けのレクチャー記事を書いています!
ぜひコチラからご覧ください!