こんにちは!優しいブログの”ゆたか”です。
今回はこのようなお悩みに答えていきます!
カメラにはフルサイズとAPS-Cサイズがあると聞きました。どういう違いがあるのでしょうか?
その違いと、初心者は何を基準に選べばいいのかを教えてほしいです。
本記事の紹介内容
3つの項目からフルサイズとaps-cを違いを比較解説します!
そもそもフルサイズとaps-cサイズとは?
携帯性の違いは?
写り方の違いは?
本記事の信ぴょう性
この記事を書いていく私は…
カメラを始めたころは『APS-C』から入り、目的を持って『フルサイズ』へ移行しました。
その目的を含めてお話しするので、この記事を読んでもらえれば、
あなたがカメラを選ぶ際の基準のひとつにになれるでしょう!
フルサイズとAPS-Cサイズとは?
まずはこの”フルサイズ”と”APS-Cサイズ”。
なんの違いを表しているかはご存知でしょうか?
サイズというからには何かの大きさの違いになるのですが。
答えは、カメラ内部にある『イメージセンサーの大きさ』の違いです。
「はて。イメージセンサーとは?」
という声も上がるかと思いますので、簡単に説明させてください。
イメージセンサーについて
まずは下の画像を見てみましょう(手書きですみません…)
これは一眼レフカメラの内部構造を書いてみました。
①(画像参考:Simple Vision)
上の画像(①)がシャッターを切る前の様子です。
ファインダーを覗いて見ているイメージですね。
イメージセンサーの前にシャッターがあり、更にその前にミラーがあります。
普段はミラーが下がっているので、レンズから入った光は、イメージセンサーまで届いていません。
その代わり、ミラーで反射した光がペンタプリズムを介してファインダーに届くのです。
②(画像参考:Simple Vision)
つづいて、
②の画像はシャッターを切った直後の様子です。
シャッターを切ることで、ミラーが上がり(ミラーアップといいます)、
シャッターが開き、その先にあるイメージセンサーに光が届きます。
イメージセンサーは届いた光を電気信号に変化して読み込み、画像として記録するのです。
(ここではざっくりの理解で構いません)
イメージセンサーの存在はなんとなくお分かりいただけましたか?
イメージセンサーのサイズ
(引用:SONY αシリーズ)
このイメージセンサーのサイズによって、名称が異なるのです。
いわゆるプロ用カメラに使用されるフルサイズ(サイズ:36mm×24mm)。
中堅用カメラに使用されるAPS-C(サイズ:約22.2mm×14.8mm)。
他にも、スマートフォン用の極小サイズのイメージセンサーもたくさんあります。
今回は、『フルサイズ』と『APS-Cサイズ』をピックアップし、その違いを比較していきたいと思います。
フルサイズとAPS-Cを比較する
それでは、初心者の方がはじめてカメラを購入するときに知っておくべき、
フルサイズとAPS-Cサイズの違いについて、今回はシンプルに2つの項目で見ていきましょう。
携帯性の違いは?
まずは携帯性の違いを見ていきます。
それを示す前に、下記特徴をご覧ください。
センサーサイズが大きくなると…?
■センサーを稼働させるシステムも大型になります
■センサーやシステムを囲うカメラボディも大きくなります
■大きいイメージセンサーを十分に生かす光量を取り込むためには、
大きいレンズが必要になっていくのです。
このように…センサーサイズが大きいほど、
それを囲う箱【カメラ+レンズ】も大きくなるという特徴が見えてきます。
この特徴から分かる通り、
APS-Cカメラよりもフルサイズカメラの方が大きく重たいということになります。
これは単純に見ても、APS-Cカメラの方が扱いやすく、
携帯性に優れているということになります。
カメラに慣れていない頃は正しい持ち方も分からず、無駄な力を使ってしまいます。
さらにそこで重たさを感じてしまうと、持ち歩くのが億劫になってしまうでしょう。
これ実は、挫折理由でもけっこう多かったります。
私は仕事のとき、フルサイズ機二台を肩にかけていますが
…まぁ辛いですよ(笑)
軽いということは非常に大きなメリットになりますね。
写り方の違いは?
つづいて、イメージセンサーの違いによる、写り方の違いを見ていきましょう。
お伝えしたい写り方の特徴は3つあります。
写り方の違い:特徴①写る範囲
■フルサイズ機はAPS-C機よりセンサーサイズが大きい
→より広い範囲を撮影できる
■APS-C機はフルサイズ機よりセンサーサイズが小さい
→フルサイズ機より写る範囲が狭くなるが、その分拡大されて写る
写り方の違い:特徴②暗所撮影
■センサーサイズの大きいフルサイズ機の方が有利
→(1画素ごとで)より多くの光を取り込むことが出来るため、
暗い場所でも明るく、ノイズも少なく写すことができる
=ISOの数値をある程度大きくしてもノイズが少ない
■センサーサイズが小さいAPS-C機はフルサイズと比べれば不利
→センサーサイズが小さいと光量をかせぐにもノイズが出やすくなるため、
フルサイズと比べれば不利になってしまう
写り方の違い:特徴③ボケ感
■センサーサイズの大きいフルサイズ機
→ボケやすい、きれいにぼかすことができる
■センサーサイズの小さいAPS-C機
→ボケにくい、あえてあまりボカしたくない場合は良い
※APS-C機がボカせないわけではありません!
あくまでフルサイズと比べるとボケ感は小さいということになります。
本記事のまとめ
ざっと特徴を並べて見てきました。
見ていただいた通り、
フルサイズ機とAPS-C機それぞれにメリット・デメリットがあるので、
一概にどちらがいい!とは言えないのが事実です。
大事なのは、あなたがどんな方で、どんな場所で、どんな撮影をするのか。
これを考えた上で、あなたに合う方を選択することです。
例えば、
あなたが女性で、山ガールで、山登りしながらその自然を撮影したいのなら、
携帯性を重視して、APS-C機でより軽さを重視したカメラボディを選ぶべき!
となります。
例えば、
あなたが男性で、星観察が趣味で、星撮影をするためにカメラを買うなら、
暗所撮影、さらには空一面の星を撮るために、頑張ってフルサイズ機を検討すべき!
となります。
このように、あなたの撮影スタイルこそが、
選択のカギとなることがお分かりいただけると思います。
勘違いしてほしくないのは、
APS-C機よりフルサイズ機が全てにおいて優れている、わけではない!
ということです。
値段は高く、ボディもデカく、そしてめちゃくちゃ重い!
そんなフルサイズ機はプロが持つに相応しい!
…と思われるかもしれませんが、
プロはちゃんと理由があってフルサイズ機を選ぶのです。
プロがフルサイズ機を選ぶ理由とは
■SD(またはCF)カードを二枚入れられる
=ダブルスロット式
→データ破損は非常に怖いトラブルです。
予備カードを入れられるのはとても助かることなのです。
■暗い室内など急な暗所撮影に対応するため
→室内は外より暗くなります。
また、イベントなどで急に照明が暗くなったときにも、
ある程度対処の利くフルサイズ機が重宝されます。
などなど、他にもたくさんあります。
もちろん、プロは絶対APS-C機を使わないわけではありません。
サブ機にAPS-C機を使用する人もいます。
あくまでも用途に合わせて、選択をしているのです。
選択をできることがプロであると言えますね。
プロがよく使っているイメージからか、フルサイズ=最強と思われがちです。
しかし、そうではない!
ということを今回の記事で理解してもらえたらなによりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回の記事も有益な情報をばらまいていきますので、
どうぞお楽しみに!!
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