こんにちは!優しいブログのユタカです!
今回はこちらのお悩みに答えていきます。
せっかく新しいレンズ買うなら、焦点距離を理解して選びたいです。
本記事の紹介内容
焦点距離について解説していきます!
■『焦点距離』ってそもそもなんの距離?
■『焦点距離』による写り方の特徴を教えます!
本記事の信ぴょう性
■趣味で5年間、多くのカメラ機材に触れつつ、景色を中心に撮影してきました
■1年前から『出張カメラマン』として活動を始めました
何度かレンズ沼にはまり、いろんな焦点距離のレンズを集めた時期がありました。そのときの苦い経験を生かして解説していきます!
焦点距離について
まずは、
『焦点距離』ってなんの距離かご存知ですか?
よく聞くのは、
「カメラから被写体までの距離のことじゃないの?」というのがあります。
これは間違いです、注意しましょう!
ここの理解を間違えないようにすれば、レンズ選びの際にも少し迷いがなくなるはずです!
『焦点距離』ってそもそもなんの距離?
『焦点距離』とは
カメラ内のイメージセンサー(撮像素子)からレンズの面までの距離のこと
文章だと分かりづらいので、絵を描いてみました!
(手書きですみません…)
学生の頃、レンズを使ってこんな実験をやったことありませんか?
二枚の絵を見比べたとき、何か気が付くことはありますか?
『焦点距離』が変わることで、画角も変化しています。
『焦点距離』が変わることで、レンズの長さも変化しています。
上記二点が分かりやすいですね。
整理すると以下のような感じです。
■焦点距離が短い
=イメージセンサーからレンズまでの距離が短い
=レンズの長さが短く、画角が広がる
■焦点距離が長い
=イメージセンサーからレンズまでの距離が長い
=レンズの長さが長く、画角が狭まる
この内容を覚えておきましょう!
『広角』と『望遠』そして中間の『標準』
では、続いて『広角』『標準』『望遠』の違いについて見てみましょう。
「焦点距離の変化によって画角が変化する」ということは、
先程の説明で、なんとなく分かっていただけたと思います。
その画角の広さによって、『広角』『標準』『望遠』を分けることが出来ます。
■『広角』域
画角:広い
■『標準』域
画角:広くも狭くもない
■『望遠』域
画角:狭い
さらに『超広角』や『中望遠』と細かく分けますが、分かりやすくするために今回は省きます。
焦点距離による写り方の違い
まずは5枚の写真を見比べましょう。
この写真の撮影方法は、
・カメラの位置を固定
・レンズを取り換えつつ焦点距離を伸ばしています
【焦点距離数値】
上左:35mm 上右:100mm
中左:135mm 中右:200mm
それぞれの焦点距離の特徴を見てみましょう
焦点距離:35mm
■画角は広く、広角域に属します。
■被写体の人形は小さく写り、その周りも背景含めて広く写り込んでいます。
■距離を取ることでより広く写し込むことが出来るので、景色撮影などに適してます。
■広角域レンズは、ボケにくいという特徴があります。
これは撮りたいものによって、メリットにもデメリットにもなりえます。
広角レンズの解説記事を書いています。
気になる方は、こちらからご覧ください!
焦点距離:100mm
■望遠寄りの標準域になります。
■被写体の人形は、広角の時よりだいぶ大きく写っています。
それでも全身入っています。
■背景もしっかり写り込んでいます。
被写体+ちょっとしたその場の雰囲気を伝えるポートレート撮影におすすめの画角です。
焦点距離:135mm
■望遠域になります。
■被写体の人形に大分寄った状態になります。
ポートレート撮影時、バストアップぐらいを狙うのに適しています。
全身を入れるのはかなりの距離が必要になります。
■ここまでの望遠になると非常にボケやすくなります。
「背景はボカし、被写体を目立たせる」
このような撮影をする時におすすめです。
望遠域レンズについても別記事を書いています。
気になる方は、こちらからご覧ください!
焦点距離:200mm
■望遠域のレンズになります。(70-200mmのズームレンズを使用)
■この人形のサイズでも、かなり大きく写っています。
人形の全身が収まりきっておらず、遠目からでもバストアップ気味になります。
■背景から何かを伝えるというのは難しくなります。
ボケやすさを生かして、被写体を際立たせるのがよいでしょう。
70-200mmレンズについての紹介記事はコチラからどうぞ!
焦点距離からレンズを選ぶ
最後にレンズの選び方について、注意点をお伝えしておきます。
焦点距離からレンズを選ぶ場合、以下のことに気を付けておきましょう。
■こんな写真を撮る!という『目的』からレンズを選ぶこと
「広角域、面白そうだから買ってみようかな。」
・・・これは失敗しやすい選び方です。
ちなみに私はこれで2回失敗して、そのレンズは売却しました。
魚眼レンズ…。
必ず目的ありきで選んでください!!
その写真を撮るために必要な焦点距離のレンズを選びましょう。
本記事のまとめ
今回は『焦点距離』、そして付随して『画角』について解説してきました。
焦点距離についての考え方、特徴は理解していただけましたか?
各メーカーともに数多くのレンズを開発しています。
今までになかった焦点距離なんかも新しく作られており、
また違った特徴を持った写真を見ることができそうですね。
では、もう一度、重要なポイントを整理しておきます。
■焦点距離とは
カメラ内のイメージセンサーからレンズの面までの距離のこと。
焦点距離によって、画角の広さが変わります。
『広角域』『標準域』『望遠域』それぞれの特徴を理解しましょう。
■レンズを選ぶときの注意点
目的ありきでレンズを選びましょう。
挑戦はもちろん大事です。
しかし、なんとなくで選んだものはすぐ使わなくなります。
必ず、自分の撮影スタイルに合わせた、必要なレンズを選びましょう。
以上です。
焦点距離は重要なレンズスペックの一つです。
ここをしっかり読み取るようになれること、
そして、どの焦点距離がどのような画角になるのか、どういう写りになるのかを、
どんどん撮影をして覚えていってしまいましょう。
そうすると、自然と自分に必要なレンズが分かるようになっていきます。
そして一緒に、
『レンズ沼にはまりましょう!』
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もどうぞお楽しみに!
【今回の使用機材】
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