こんにちは!
優しいブログのゆたかです。
今回はこちらのお悩みに答えていきたいと思います!
発売してから大分経っているレンズのようですが、まだ買う価値がありますか?
実際にこのレンズを使用した写真を見てみたいです。
今回は私も使い続けているCANONレンズ『EF135mm F2L USM』について、
メリット、デメリット含めて解説していきます。
購入を迷われている方は、ぜひご覧ください。
本記事の紹介内容
■『CANON EF135mm F2L USM』はメリット・デメリットあります
■実際に使ってみた感想を、写真を見せながらお伝えします!
■全て含めて、写真の質を上げたい方にはおすすめです
本記事の信ぴょう性
■5年間、趣味で多くのカメラ機材に触れてきました
■2019年から出張カメラマンとして、撮影活動ビジネスを始めました
■一時期レンズ沼にハマる程、高級レンズを買い込んだ経験があります
今はほとんどのレンズを売ってしまいましたが、
この135mmレンズは手放さず、ポートレートで頻繁に使用しています。
私がもう一本愛用しているレンズ『CANON EF35mm F1.4L Ⅱ USM』について、
使用感をまとめた記事を書いています!こちらもどうぞ!
『EF135mm F2L USM』を使用した感想
このレンズは、私が持っている4本のうちの1本です。
135mmの単焦点だと、使用できる状況って限られてきますよね。
だから扱いづらいんじゃないか、って考えちゃう方も多いと思います。
ですが、とにかく表現が独特で、このレンズでしか撮れない写真が確実にあります。
それらをひっくるめて、個人的にはめちゃくちゃおすすめの神レンズです。
スペックを見てみましょう
『EF135mm F2L USM』のレンズ情報などから、スペックを読み取ります。
■ズームではなく、単焦点レンズです
■焦点距離は<135mm>、望遠寄りのですね
■開放F値は<2.0>、明るいレンズです
■CANONの高性能Lシリーズのレンズです
■最大径 82.5mm 長さ 112mm フィルター径 72mm
■重量 750g
このようなスペックになります。
項目の中のLレンズについては下記に説明を載せておきます。
Lレンズについて
CANON高性能■数多いCANONレンズの中でも、最高技術を用いて作られたレンズ
■通常レンズに対して、表現性が非常に高いレンズが多い(ボケ感など)
■レンズ情報の中で、F値の後に『L』と付く
□全部のLレンズが最高!というわけではないので注意が必要
□基本値段が高い
『EF135mm F2L USM』のメリット・デメリット
このレンズのメリット、そしてデメリットも余すことなく正直にお伝えしていきます。
ぜひ参考になさってください。
デメリット①被写体との距離感
このレンズの最短撮影距離は0.9mです。
数字だけ見てもなかなかイメージしづらいと思いますが、
撮影していると被写体と結構遠さを感じてしまう距離です。
被写体とコミュニケーションを取るのはギリギリ可能な距離です。
たまに撮影していると、カメラマンと被写体の間を通行人が気付かず通ってしまったり、
ちょっと気になってしまうかもしれません。
最短撮影距離とは?
ピントが合わせることができる最短の距離のことを指します。
これより短い距離ではピントが迷子になってしまい、
AFではシャッターを切ることはできません。
レンズごとにこの数値は異なりますので、
被写体に寄って撮影したい!などがある場合は注意しましょう。
デメリット②発売から時間が経っている
このレンズが発売したのは1996年です。
1996年から見れば、
手振れ補正機能やAF速度など、今の技術は大きく上がっています。
これだけ古いレンズだと、
上記のような機能を向上させた後継機が出ていてもおかしくありませんが、
今日まで出ていません。
新しいレンズに慣れている方にとっては、
古いレンズならではの扱いにくさを感じてしまうかもしれません。
ですが、今でも新品で普通に販売されているので、
今でも人気があり需要があるレンズだと言えますね。
デメリット③ボケが効きすぎてしまう
このレンズの開放F値は2.0です。
十分に明るいレンズなのですが、
それでも開放F値1.2や1.4レベルのレンズ程ではありません。
それはボケ感も同じのはずです。
ですが、このレンズはボケ感が非常に強く出る傾向があり、
背景との距離感などを気を付けないと、被写体をのみ込んでしまうほどです。
これは、使い込んでいくうちに慣れていきますが、
はじめのうちはそのバランス作りに苦労するかもしれません。
メリット:これだけで十分!ボケ感が独特
先程デメリットでもボケ感について触れました。
ボケが効きやすく、扱いが難しいのは確かです。
でも、これも逆に言えば、管理さえできれば、
被写体以外のボケ感がとてもきれいに出てくれます。
実はこのレンズの最大の魅力はこれなのです。
ポートレートにはとくに相性がよく、このボケ感がうまく乗ってくれば、
とても気持ちのいい仕上がりになります。
また、開放F値2.0なので、上写真のように、
夜の撮影でも、ある程度SSをかせぐことができるので、問題なく手持ちで撮れます。
とくに玉ボケを作れる場所での撮影がおすすめです。
イルミネーションがきれいな玉ボケになり、被写体をより際立たせてくれます。
その他にも…
もちろんポートレート以外でも十分に活躍してくれるレンズです。
上二枚の景色写真のように、ボケ感や色味をバランスよく表現してくれます。
望遠寄りの単焦点なので難しさもあるのですが、
自分が積極的に動いていけば、理想の画角で撮影できます。
このレンズで写真を撮っていると、編集後の仕上がりが楽しみになりますよ!
本記事のまとめ
さて、今回は『EF135mm F2L USM』について解説してきました。
では最後にポイントをまとめていきたいと思います。
【デメリット】
被写体との距離感が難しい
→ピントの合う最短距離が長い。コミュニケーション可能なギリギリの距離。
古いレンズのため、機能はあまり付いていない
→IS(レンズ内手振れ補正)が無いこと、AF速度が少し遅いことなど。
ボケが効きすぎてしまう
→ボケの量を注意しないと被写体をのみ込んでしまう
【メリット】
ボケ感が独特で、このレンズでしか撮れない世界観がある
→ボケの感じがとにかくキレイ!!
デメリットを聞いても、この一つのメリットだけで購入を決めてしまうほど。
古き良きレンズとはこのことでしょう。
新しいレンズと比べれば、不便に感じてしまう部分も見られるでしょう。
でもレンズにとって最も重要な『表現』の部分は、今でもトップクラスと言えます。
ファンがとても多いレンズで、
レビューサイトなどの評価も下がることなく高評価を取り続けています。
もし、少しでも興味を持っていただけたら、
実機を触りに家電量販店に行ってみることをおすすめします!
この記事が皆さんの背中を少しでも押してあげることが出来たらとても嬉しいです!
『ようこそ!レンズ沼へ(笑)』
一緒にカメラライフを楽しみましょう!!
以上、ゆたかでした!
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感想(4件)
カメラ初心者向け記事も書いています!今後も更新予定。
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