皆さんこんにちは!
優しいブログのゆたかです。
今回は『過敏性腸症候群』という病気を紹介したいと思います。
これ、地味に辛いですよね。
私も学生時代からずっと悩まされてきました。
もしかしたら、それ『過敏性腸症候群』という病気かもしれません。
今回は、過敏性腸症候群(IBS)について解説していきたいと思います。
…少し、便という言葉を多用しますので、お食事中の方は申し訳ございません。
本記事の紹介内容
■過敏性腸症候群ってどんな病気なの?
■検査方法を解説します!
■私が実際に効果を感じた治療方法をご紹介します!
本記事の信ぴょう性
■私は学生時代から緊張に弱く、頻繁に腹痛に襲われていました
■20代後半で検査を重ねた結果、『過敏性腸症候群』と診断されました
■どうしても症状を改善したいと思い、試行錯誤を重ねました!
この経験から、役立つ情報をお伝えしたいと思います。
過敏性腸症候群ってどんな病気?
まずは『過敏性腸症候群』という病気について説明していきましょう。
自分に似た症状がないかどうか、まずは読み進めてみてください。
過敏性腸症候群とは?
過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome=『IBS』とも呼びます)とは、
腸には何ら問題はないのに、ストレスや強い緊張が影響し、腹痛、下痢や便秘を慢性的に繰り返す病気です。
過敏性腸症候群の症状
ストレスや会議の前の緊張などで急にお腹が痛くなることありませんか?
この症状、実は過敏性腸症候群かもしれません。
この病気の特徴は、一度経験してしまうと、「またなってしまうかもしれない・・・」という不安が、更なる腹痛を呼び起こしてしまうことです。
繰り返すことが当たり前になってしまうと、常にトイレを意識してしまうようになり、結果外出や電車に乗るのが怖くなったり、と生活に悪影響を及ぼすのです。
この話を聞いてどうですか?
実は経験ある方も多いのではないでしょうか。
学生の頃、長時間トイレに籠ると虐められるとか、気にしたことありませんでしたか?
トイレへ行くことに壁を感じるようになると、それだけで不安が急増し、余計に症状が悪化してしまう。
過敏性腸症候群を患っている人にとってトイレは何より重要な場所ということです。
ちなみに過敏性症候群には、症状としてよく聞く『下痢型』の他にも『便秘型』や
、便秘と下痢を繰り返す『混合型』などがあります。
自分のことを振り返ってみてください。
ちなみに、私が過敏性腸症候群と知った経緯はこんな感じでした。
■緊張しいで、学生の頃からお腹が弱かったのです。
■20代半ば頃から、下痢が止まらなくなりました。
■体重が減り続け、55kgから45kgまで下がった時期もありました。
■癌などを疑いはじめてしまう。
■大腸内視鏡検査を受けたが異常なし。むしろキレイと言われる(笑)
■緊張からくる過敏性腸症候群<下痢型>と診断されました。
検査方法について
<腹痛・下痢・便秘>
過敏性腸症候群の症状を見ていると、実は、他の病気でもよく見られるものが多いのです。
大腸がんやクローン病、潰瘍性大腸炎。
聞いたことありますか?命に関わる重い病気です。
上記のような重病は、酷くなれば血便など、より重い症状になることが多い。
しかし、初期症状は過敏性腸症候群とほとんど変わらないのです。
過敏性腸症候群の検査方法
長期間下痢や腹痛、便秘が続く場合には、まず重病を疑います。
そのため、はじめに重病である可能性を潰すための検査が行われます。
検査は以下のようなものです。
■検便
■大腸内視鏡検査
これを聞くと、検査に行くのがちょっと嫌だなって感じちゃいますよね。
私も、いきなりそんな大事になるとは思ってなかったので、
「2週間後に大腸内視鏡しましょう」と言われたときはさすがにビビりました。
でも安心してください!
最近は鎮静剤を用いた無痛内視鏡検査もよく見るようになりました。
始まってしまえば寝ている間に終わっています。
「痛いの嫌だな…」
そういう人は、しっかり病院を選んで検査を受けるようにしましょう。
私が検査を受けたのは、東京新宿にある「新宿内視鏡クリニック」。
参考にしてみてくださいね。
まずは、ここで大腸ガンじゃなかったと判明すれば、大きな安心感に繋がるでしょう。
過敏性腸症候群もたしかに辛い病気です。が、死ぬ程の病気ではありません。
まずはガンなどの重病ではなかったことを喜ぶべきなのです。
症状改善に効果があった薬・サプリ3選!
それでは、実際に過敏性腸症候群改善に効果のあったものを紹介したいと思います。
尚、薬やサプリなどの効果には個人差がありますので、必ず皆さんが良くなるわけではありません。
ここでの情報を基にお医者さまとしっかりと相談をして決定しましょう。
その1:漢方薬|体を根本から改善
まずは漢方薬からご紹介します。
私も、過敏性腸症候群と診断されてからは、
漢方系のお医者さまの勧めもあり、しばらく漢方薬を飲み続けていました。
ただし、漢方はメリットとデメリットがありますので、先にそれをお伝えしておきます。
■メリット
・自然治癒能力を高めることを目的としているので、通常の西洋薬ほど強いものではなく飲み続けられる
・副作用の危険性は少ない
■デメリット
・ゆっくりと体を強くしていくので、効果を実感できるまで時間がかかる(2~4週間程度)
・漢方は基本 顆粒状で味も独特なので、苦手な人は多いかも。
飲み込みに失敗して口の中に広がったときの…まぁいいか。良薬口に苦し!
このような感じです。
なので、過敏性腸症候群を治すというよりは、お腹を強くして症状緩和を目指すために服用していました。
漢方も薬です。最近では市販されているもの増えてきましたが、
含まれている生薬の重複には注意が必要なので、可能な限り医師の指示のもと、服用しましょう。
さて、私が過敏性腸症候群を改善するために飲み続けたのは、以下の2種類の漢方薬です。
■ツムラ17番 五苓散(ゴレイサン)
むくみ、二日酔い、下痢、悪心、嘔吐、めまい、頭痛の治療に使用されます。
■ツムラ60番 桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)
腹痛を伴う排便異常、腹痛の治療に使用されます。腹部膨満感のある人に用いられます。
五苓散は、お腹を壊したときにも処方されるので、飲んだことある方も多いかも?
服用を続けた結果は?
私は、漢方を2年近く飲み続けました。
その結果ですが、2カ月後あたりから少しずつ便通異常が治まる日が増え始めました。
私はこれだけでも相当嬉しい結果でした。
毎日下痢をしていたのに、突然正常の日が増え始めたのですから!
…すみません、汚くて。
継続は力なり!とはこのことですね。
参考:漢方のツムラ 漢方一覧
その2:処方薬『イリボー』|下痢が続く方に
効果が大きかった薬となります。
■イリボーとは
遠心性神経のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することによって下痢を改善し、
求心性神経のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することによって腹痛を改善します。
という小難しい説明があるのですが、
簡単に言うと過敏性腸症候群の下痢型に特化した治療薬ということです!
服用を続けた結果は?
この薬は、効果も割とすぐに表れました!
それだけ強い薬であるとも言えるでしょう。
やはり薬なので飲み続けるのが怖く、お医者さまと相談しつつ投薬を止めたもあったのですが、服用を止めると症状がぶり返す可能性は高いと感じました。
効果が出やすい分、強い薬になります。
何度も言いますが、必ず医師の指示の下、服用してください!!
ちなみに効きすぎると、逆に硬便、便秘になってしまう恐れもあります。
しっかり経過観察をすることが大切です。
その3:サプリ『乳酸菌革命』|腸内環境を整える
最後に紹介するのはサプリメントになります。
「えっ?サプリって効果あるの?!」って思うかもしれません。
しかし、薬を飲んでも症状を安定させることができなかった私が、
これを飲み始めたことで便通異常が改善し、安定し始めたのです。
ちょっと胡散臭いですね(苦笑)。
聞いたことあるでしょうか?
乳酸菌は多くの種類があり、人それぞれ合う種類は異なります。
有名なところだと、ビフィズス菌、ガセリ菌、ラブレ菌など。
腸内フローラという言葉が流行ったころ、
「ヨーグルトを食べると良い」と言われたのは、乳酸菌が入っているからなのですね。
今回紹介する『乳酸菌革命』には、16種類もの乳酸菌が含まれています。
一粒のサプリで16種類もの乳酸菌を摂れるのは、非常に効率的。
さらには自分に合う乳酸菌が見つかる可能性が高いのです。
その乳酸菌が自分に合うのかどうかを確かめるには、
2週間~1カ月程度、体調(便・便通)の変化を確かめる必要があります。
少し値段は張りますが、効果が出る方は多いと思いますので、
まずは一カ月、ぜひ継続して試してみてください。
『乳酸菌革命』を3年間使い続けた結果は、こちらの記事をご覧ください!
過敏性腸症候群まとめ
さて、今回は過敏性腸症候群について解説してきました!
いかがでしたでしょうか?
皆さんは思い当たる節がありましたか?
IBS患者は国内に多くいると言われています、
しかし、病気に気付いていない人もまた、非常に多くいるそうです。
私も気付けたのは偶然でした。
ガンかもしれない…潰瘍性大腸炎かもしれない…
と焦り不安な気持ちで過ごしていました(苦笑…)
過敏性腸症候群は辛い病気です。生活に確実に悪影響を及ぼします。
でも、治せる可能性のある病気です。
この記事を読んで、少しでも不安な点がある方はまずはお医者さんに相談しましょう!
そのきっかけになれたらとても嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それでは、次回の記事をお楽しみに!